このコーナーに頻繁に訪れている方は私がハイナーの常連であることは御存知だと思います。(笑)
L.Heiner (ハイナー)は、1840年Andreas Rabl によってシュテファン大聖堂に近いWollzeileにオープンし、開店当時から評判を呼び、1883年に義理の息子であるValentin Heiner に引き継がれます。
評判の良さからハプスブルグ家の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の時代、宮廷から発注される業者リストにも登録され、さらにその息子Ludwig Heinerの時代には「K.u.K. Hofzuckerbäcker」(カー・ウント・カー ・ホーフツッカーベッカー)・・・いわゆる宮廷御用達のケーキ屋さんの称号を与えられます。
ここは友達が働いているということもありますが、コーヒー、ケーキの質が高く、軽食もヘルシーなものがあり、店の雰囲気がいいです。
今日はこのハイナーのピーマンの肉詰めをお届けします。

午前中の観光が終わって、午後はの皆様を御案内するような時にはどこかで昼食を食べることが多いのですが、そんな時にハイナーで昼食をとることがよくあります。
ハイナーにはTagesteller(ターゲステラー)と言ういわゆる日替わりランチが月~金の11:00より提供されていて、11~14ユーロぐらいで意外と地元では知られています。
私も曜日で内容を見て、惹かれるメニューだと頼むことがありますね。
日替わりランチでもメインだけなので飲み物やスープは別注文となります。
よく食べる"Garniertes Ei"(ガルニールテス・アイ)のようなヘルシーなものもいいですが、日替わりランチにはピーマンの肉詰め(Gefüllter Paprika mit Petersilerdäpfel) がよく登場します。
個人的にピーマンの肉詰めは好きなのでハイナーがこれを提供している日はこれを注文することが多いです。
ケーキが美味しいハイナーにピーマンの肉詰めは合わない気がしますが、これも美味しいです。次の仕事までにかなり時間があればまこと屋さんのラーメンも食べに行きますが、場所が市庁舎界隈なのでちょっと不便かなって感じです。
その点ハイナーはケルントナー通りにありますから何かと便利です。
Tagesteller・・・平日の昼食時に行ったらその日が何なのか是非目を通してみて下さい。