昨日はこの時期のシェーンブルン宮殿の庭園の雰囲気をお届けしましたが、今日はこの時期のベルヴェデーレ宮殿からの眺めをお届けします。
シェーンブルン宮殿と並んで重要なバロック建築のひとつがベルヴェデーレ宮殿です。
ベルヴェデーレ宮殿は歴史に名高い1683年オスマントルコのウィーン包囲の際、プリンツ・オイゲンが大活躍をし、ウィーンを危機から救い、地位と名声を手に入れ建築させました。
シェーンブルン宮殿の建築家フィッシャー・フォン・エアラッハに対し、もう一人のバロック巨匠建築家ルーカス・フォン・ヒルデブラントにより手がけられ、シェーンブルン宮殿より約25年遅い、1723年に完成しています。
バロック建築ということをテーマにすれば、シェーンブルン宮殿よりも豊かなバロック建築で、こちらの方が美しいです。
こちらも今年9月後半のベルヴェデーレ宮殿からの美しい眺めです。
天気が不安定で手前の方にはどんよりした雲が街を覆っていますが、奥のウィーンの北の森は晴れていて、明るくなっていることがわかり、青空も少しですが見られますね。
ウィーンはかなり広い街で、同じウィーンでも天気が違うことがよくあります。