ウクライナ戦争のおかげで日本からウィーンへ、もしくはウィーンから日本への直行便がロシア上空を飛ばないため、フライト時間が通常よりも2時間ちょっと余計にかかります。
日本からオーストリアへの入国はコロナ以前のように有効なパスポートがあれば規制なしで入国できますが、日本への入国は出国前72時間以内のPCR陰性証明が必要ですね。
いずれにしてもウィーンに空路から到着する場合や、ウィーンから経由で日本に帰る場合にはウィーン国際シュヴェヒャート空港を利用することになります。
ここは2012年6月から拡張されて新しいターミナルが活躍していて、以前とは雰囲気がかなり変わりました。
今日はウィーン国際空港の日本からの直行便が到着する時間帯の様子を見てみましょう。

こちらは2022年7月27日のウィーン国際空港の到着ロビーです。
日本の成田からの直行便はオーストリア航空OS052便で19:25定刻ですが、この時は気持ち早めに到着しました。
経験上日本からの直行便は早めに到着することが多いです。


左上の写真は新しく増築されたターミナル3で、4階建て構造になっています。
出発ロビーからその下にある到着ロビーを眺めています。
こちらからの出発はF,Gゲートで、日本行きもこちらからです。
右上の写真はターミナル1で、こちらが旧ターミナルです。
B,C,Dゲートがある昔の建物とターミナル3に接続されています。
こちらの外に出た反対側には小さなターミナル1Aがあります。


左上の写真はターミナル1とターミナル3の間の部分で、ここも新しくなりました。
B,C,Dゲートを利用する場合はこの領域からゲートに向かうことになります。
奥の方はターミナル3に通じています。
右上はDEV-Bereiche (Digital Export Validation)で、TAX Freeの手続きを行う場所です。
現在はデジタル化していて、個人のスマフォ、もしくは自動処理機で手続きします。
以前はEValidationが代行していました。
写真はターミナル1にあるDEVですが、ターミナル3にもあります。
ここを利用するのは、免税品をスーツケースに入れて持ち帰る人です。

日本からの直行便が到着した時のこの時間帯は結構混んでいました。
しかし地元人や個人旅行者で、グループは全くいませんでした。
また日本からの旅行者もほんの少ししか見ませんでした。
私がいたこの時間帯では日本人を迎える人は誰もいなかったです。