国立オペラ座はガイドツアーで見学しよう

ウィーン国立オペラ座は、ウィーンの街を歩く上でシンボル的な存在です。

団体ツアーの集合場所にもよく使われ、個人で旅行される方もきっと目印にしているはずです。

リンク道路沿いの歴史的建造物であり、美しいルネッサンス様式が印象的ですが、2019年は国立オペラ座のちょうど150周年にあたりました。

ここはオペラを見に行かない限り個人的に見学することができないので、国立オペラ座が提供しているガイドツアーに参加する必要があります。

年間を通して国立オペラ座ガイドツアーに関しての質問をよく受けますが、ガイドツアーの時間が不定期であることが多いため、非常に混雑します。

先月、私は個人のお客様と国立オペラ座の見学をしましたが、その日は朝9:00からしかガイドツアーがなかったので非常に混雑していました。

 

国立オペラ座のガイドツアーは、演目やセキュリティーの関係で不定期で行われています。

不定期と言ってもかなりの割合で毎日行われます。
しかし、オペラシーズン中は1日2回、14:00と15:00であることが多く、限られた時間ですのでその時間帯に集中するわけですね。
日本語ガイドツアーもたいてい15:00にあります(コロナ以前)。
国立オペラ座のサイトでも2ヵ月先のガイドツアー情報が見られますが、何語であるかは掲載されていません。
そのため国立オペラ座ガイドツアーの入り口に掲げてある案内板を確認することをお勧めします。
先月ここを案内した時は、一般ガイドツアーでも10組ぐらいあり、私のような国家ガイドが案内するグループも多くいました。
 

こちらはオーケストラピットですね。

リハーサルが近かったのか、準備されています。

7月、8月は公演がないので、ガイドツアーは10:00から15:00まで毎時行われ、日本語も13:00と15:00に2回行われることが多いです。
(コロナ以前の話で、今はまだ日本人が少ないので日本語は不定期のはずです)
その時に時間がある日本の皆様も多く参加されています。
国立オペラ座は絶対にガイドツアーに参加した方がいいですね。
内部の様子が見られるだけでなく、オペラ座の運営状況などや、座席の値段など色々な話を聞くことができます。
個人ではオペラのチケットを持って観劇する時以外は見学することができませんので、ガイドツアーに入ることになります。
私はオーストリア国家公認ガイドとして、ガイドツアーが提供されている時間帯であれば、皆様だけを単独で御案内できますので、ゆっくり写真を撮りながら快適に見学できます。
国立オペラ座ガイドツアーのサイトからガイドツアー日時を確認できます。