いつもこのブログコーナーを訪れて頂いている皆様、このホームページから実際に観光を申し込まれてウィーンに来られて私と一緒にウィーンの街を歩いたお客様、新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましても2022年が健やかでよい年となりますよう心からお祈り申し上げます。
今年も"ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんか?"をよろしくお願い申し上げます。
昨日は日中の気温が17℃もあり、青空が広がる暖かい大晦日でした。
多くの人がこの陽気を楽しむように散歩に出ていましたね。
うちも近所を散歩しました。
本来であれば・・・
大晦日から年明けにかけてウィーンの街中にはカウントダウンのスポットが中心部に10ヵ所、PraterとAspern Seestadtの2ヵ所を含めて計12ヵ所も設置され、それぞれの場所で盛り上がります。
街中はクリスマスの週末以上に大変な混雑となり、人々は陽気に騒いでいます。
カレンダーでのクリスマスが終わると、花火や爆竹の音が時折聞こえて来て、大晦日が近づくに連れてそれらが至る所で聞こえるようになってきます。
数年前から打ち上げ花火の法的制限が厳しくなりましたから以前のように大きなロケット花火が飛び交うことは少なくなりましたが、まだまだ人気があるようです。
日本で普通に打ち上げるようなロケット花火とは規模が全く違い、とても大きいもので毎年これで打ち上げ時に怪我をする人がいます。
こちらは大晦日から年明けに花火を楽しむ習慣があります。
高い所からウィーンの街を見ると、たくさんの花火が見られて綺麗です。
昨日のうちの界隈ではそれなりに遠くの方から花火の音は聞こえたものの、結構静かだったのですが、0:00になった瞬間そこらじゅうから花火が打ち上げられました。
比較的短時間ではあったもののかなりうるさかったですね。
特に中心のシュテファン大聖堂界隈はオーストリア名物の大鐘"プンメリン"をLIVEで聞こうとする人々でごった返しになります。
今年もコロナ禍にもかかわらずどのくらいの人が訪れたのでしょうか。
私も昨日の大晦日、ウィーン中心部を少し歩きましたがそれなりに多くの人が出ていました。
この大鐘プンメリンは基本的にこの大晦日から新年に変わる時にだけ鳴らされるもので、非常に大きいため荘厳な響きがウィーンの夜空をこだまします。
同時にこのプンメリンが鳴らされている姿がオーストリア国営放送を通じて全国ネットでテレビで放映されます。
その直後に流れるのはヨハン・シュトラウスの"美しき青きドナウ"です。
今年も2012年に流されたベルヴェデーレ宮殿でのバレエの映像が登場しました。
これ10年前の映像なんですね。
時が経つのは早いです。
ウィーンの世界的に有名な国立オペラ座と国民歌劇場では、大晦日と元旦は、このシュトラウスの「こうもり」が上演されます。ヨハン・シュトラウスで年が終わり、ヨハン・シュトラウスで新年が始まります。
今年も健康でいい年でありますように!