今年の夏も飲料水スタンドに行列ができた

今年のウィーンは日中の気温が30℃を越えたのは25日ありました。

6月16日に最初に30℃を越え、7月8日は35℃を越えましたが、全体的にそんなに暑くなかった気がする今年のウィーンの夏です。

こちらの気候は日本と違って空気は乾燥し梅雨がなくカラッとしていますが、日差しは日本よりも強く、射すような太陽の光です。

気温が20℃ぐらいでも太陽の下ではかなり暑く感じます。

ジト~っとした不快感はなく、日陰の風通しがいい所だと涼しく感じるられることが多いです。

ウィーンは北海道よりもずっと緯度は高く、48度線をちょっと超えた所に位置していますが過去では国立オペラ座前で39.5℃になったこともあるんです。

 

30℃を超えた街中ではカフェのテラスで冷たいものを飲んでいる人、アイスを食べている人を本当に多く見かけますが、くつろいでいる人を横目に見ながらの30℃を超えている中での徒歩観光は本当に体力を使います。

そんな時に有難いのが街中にある飲料水スタンドですが、暑くなることに比例して飲料水スタンドを利用する人が多くなり、頻繁に行列となっています。

 

 

右の写真はお馴染みグラーベンの飲料水スタンドで今年の7月終り、30℃を越えている時です。

この飲料水スタンドは両側から使えるようになっていて、その両方が行列となっています。

1回行列ができると中々行列が終わらないのは、単に水を飲むだけでなく、空のペットボトルに水を入れている人も多いからです。

喉が渇いていて、早く水が飲みたい時には待ち時間がとても長く感じられます。

観光中にここを通る時にはここで水を飲むことがよくあります。

コロナ禍で観光客が激減していますが、それでもこのグラーベンの飲料水スタンドは時として行列ができています。

 

 

飲料水スタンドは2013年から毎年4月からウィーンの特定の場所に11月頃まで設置されていたのですが、最近は色々な所に見られるようになり、去年ぐらいからは年間を通して置かれています。

王宮の英雄広場市立公園前、シェーンブルン宮殿などで見ることができます。

 

ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水であることはよく知られています。

 

ウィーンから90km程離れた所に水源があり、1秒間に、250L~2500Lという大量の水が湧いていて、4本の水道管によって、2本ずつ、それぞれ別ルートで直接ウィーンに供給されます。

 

余談ですがそのアルプス山脈の湧水からカフェが作られるわけで、伝統あるカフェハウスでは必ずコップ一杯のお水が一緒に出されます。

この飲料水スタンドは水を飲むだけでなく、横のボタンを押すと上からミストが噴き出してきます。

30℃以上ある時でもこのミストが顔に当たるととても心地いいです。

 

この飲料水スタンドもウィーンの街に溶け込んできました。

 

 

 

 

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