コロナ禍とは無関係のように季節はめぐり、緑がより豊かになってきたウィーンの街です。
日中の気温が25℃~28℃と夏のような暑さが続いていますが、少し湿気を感じるここ数日です。
ワクチン接種をする人が増えていて、カフェ、レストランのテラスも賑わいを感じますが、観光客はまだまだです。
観光中や街中を歩いている時喉が渇くと結構有難いのが飲料水スタンドです。
この飲料水スタンドの数がかなり増えてきました。

飲料水スタンドは2013年より毎年4月からウィーンの特定の場所に11月頃まで設置されていましたが、設置される場所がどんどん増えて来て、今はこんな所にも飲料水スタンドが置かれているのかと思うことが多くなりました。
暑い日にはたくさんの人がこの飲料水スタンドを利用し、ウィーンの上水道で喉の渇きを潤しますし、物凄い行列ができていることも珍しくありません。
ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水ですからとても質がいいです。
その水をベースにしてウィーンのカフェハウスではカフェを提供しますからカフェハウス文化も重要です。
もちろん、ウィーンの家庭で使用しているのもアルプス山脈の湧水です。

写真は2枚共ベルヴェデーレ宮殿にある飲料水スタンドです。
こんな場所にも飲料水スタンドが登場するとは思いもしませんでした。
大通りの脇の歩道の上に設置されていますね。
この場所は観光バスが止まる所なので、観光客の皆さんが戻ってくればかなり賑わう場所になりそうです。
「Trink Wasser」水を飲もう 「Trinkwasser」飲料水
両面から水が飲めるようになっていますから、2人同時に使用できます。
しかもスタンドのタイプによっては横の所にボタンがあって、それを押すとミストが噴き出してくるというスグレものもあります。
私はすでに今年、何回かこの飲料水スタンドに立ち止まって喉を潤しました。