オーストリア国内における外出規制等措置 (現時点)

6月4日より隣国からの入国時の検査及び自己隔離措置をイタリアを除き以降停止することも発表され、6月16日以降は特定の31か国(以下特定国一覧参照)からの入国制限の解除となり、21日からスペインに対しても解除されました。

6月6日にはオーストリア政府からの新型ウィルスに関しての統計その2を、6月17日には新型ウィルスに関しての統計その3を紹介しました。

6月15日(月)からマスク着用義務が緩和されていて、昨日7月1日飲食店の営業規制も緩和され普通の生活に戻りつつあります。

しかし・・・

オーストリア政府は日本を含む第三国からのオーストリアへの入国規制を残念ながら継続することが7月1日に発表されました。

EUとしては7月1日以降、日本やカナダ、オーストラリアなどの15ヵ国からの入国を受け入れるということですが、これはあくまでも"勧告"なので強制力はありません。

つまり、各国の判断で対応できるわけです。

 

今日はオーストリアにおける現時点での外出制限をまとめておきます。

 

オーストリア国内における現時点での外出規制等措置について

 


1.

公共の場や店内・青空市場等においては,同居人以外の者との1メートルの保持義務。

電車,バス等の大量輸送機関においても,可能な場合には同様。

ただし,1メートルの距離の保持義務は未成年の子供の監督の場合や要支援者や障害者の介助の場合等には適用しない。


                                             
2.

主に以下の3つの場所においてはマスク着用義務。

また,多くの人が密集する場所では引き続きマスクの着用を切に要請する。

ただし,満6歳以下の子供及び健康上の理由から困難な場合はマスクの着用義務は適用しない。

●公共交通機関

●薬局を含む保健関連施設
●1メートルの最低距離を確保できないサービス業(理髪店等),屋内イベント会場等

 

 

3.

飲食店の営業開始可能時間を7月1日以降午前5時から深夜1時までとする。

引き続きテーブル間は1メートルの距離をあける。
●接客従業員のマスク着用義務を撤廃。以降,マスク着用は推奨されるものの義務とはならない。
職場における1メートルの保持義務(不可能の場合は代替策を講じる)。

マスク着用義務は,他に法律等の定めがない限り,労使の合意により可能。

 

 

4.

同居人以外の者との自動車同乗は一列あたり2人まで着席可  (タクシー等含む)。
 

 


5.

行事は100名(指定席の場合は屋内250名,屋外500名まで緩和)までに制限 (私的住居での催し,集会法上の集会(デモ活動),職業上やむを得ない集会は適用外。

8月以降上限が200名となるなど更なる緩和が予定)。

他人との1メートルの保持義務。室内の場合は加えて指定席に座っていないときにマスク着用義務が発生(文化行事,結婚式,会議等が含まれます)。
 


6.

見本市,大規模会議(Kongress)の開催及び青少年の郊外活動・キャンプの実施が条件付きで許可される。ただし,それぞれの行事について感染予防策に関する計画書を事前に当局に提出し,認可を得る必要がある。
また,郊外活動・キャンプにおいては参加者を最大20人のグループに分ける必要がある(グループ間の接触を最小限とする)一方,マスク着用は免除される。

 

 
7.

スポーツにおける最低距離維持義務を撤廃。ただし,感染経路追跡のための参加者リストの携行や,感染防止のための行動規範・衛生措置の遵守が必要となる。また,野外と屋内のスポーツに同じ規制が適用される。

 

 


 

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