早いもので今日から4月です。
でも今日の朝6:30の時点でうちの外の気温は-2.7℃を示していました。
冬よりも気温が下がっています。
去年の冬も暖かかったと思いますが、今年の冬はもっと暖かったです。
花も今年は去年よりも早く咲き始めていますね。
さて、この時期の花としてすでにキバナセツブンソウ、マツユキソウ、ニオイガマズミ、プリムラ、ニオイスミレ、ユキワリソウ、ヒメリュウキンカ、レンギョウを紹介しましたが、今日もこの時期定番中の定番で地元では非常にポピュラーな花です。
こちらはドイツ語では一般的にBlutpflaume(ブルートプフラウメ)、
学名でPrunus cerasifera、日本語では紅葉スモモ(ベニバスモモ)です。
バラ科のサクラ属です。
BlutpflaumeはKirschpflaume (Prunus cerasifera)の葉が赤いものを指し、Kirschpflaumeとの交配から生まれたもので、Blutpflaumeと呼ばれているほとんどがPrunus cerasifera 'Nigra'に属するそうです。
Kirschpflaume はチェリー・プラムとかミロバランスモモとも呼ばれていて、ケルト人達にすでに知られていました。
Kirschpflaume自体の原産はバルカンや中央アジアで、5~8mぐらいの高さです。
日本には古い時代に中国から来たそうですが、日本ではここまでピンク色になるものはおそらくないそうです。
(自分で調べたわけではないので自信がありませんが・・・)
左上は2020年3月19日15:50頃、Wanderweg5で、
右上は2020年3月19日16:30頃、家の近所での撮影です。
こちらは2020年3月19日16:40頃、家の近所での撮影です。
うちの近所の庭など至る所に見られます。
開花時期は3月~4月初めでサクラよりも10日程早く開花し、サクラよりも小さめの花です。
花の大きさは1cm~2cmぐらいでしょうか。
高さは15mぐらいにまでになるものもあります。
花と一緒に濃い赤い葉が現れますが、最近のウィーンのBlutpflaumeは、緑が赤っぽく見える葉も多くあるような気がします。
ちなみにソメイヨシノは、花が散る頃に緑色の葉が出て来ます。
ベニバスモモは街路樹、公園、庭にとにかくよく見られ、こちらでは大変ポピュラーなこの時期の樹木です。
うちの庭にも咲いていて、個人的にも大好きですね。
こちらは2020年3月19日15:55頃、Wanderweg5での撮影です。