去年2019年クリスマス時期の週末や年末もウィーンは例年通り世界から多くの方が訪れました。
街中を歩くだけですぐにそれがわかります。
主だった博物館や宮殿、カフェ、レストランなどは行列ができていてすぐに入ることは不可能でした。
クリスマスを含め1月6日までは地元では多くの人が休みですから、街中の交通量は少なくなり、渋滞がまずないのですが、それぞれの観光スポットは全く逆で入場待ちの大行列となっていました。
王宮にあるシシィ博物館などはこれからチケットを買おうとする人の列と、オンラインでチケットを買った人の列とメインの入口と中庭2ヵ所に大行列ができていて、係も対応に追われていました。
12月30日も31日もまた1月1日もシェーンブルン宮殿とベルヴェデーレ宮殿に3日間続けて行きましたが、やはり物凄い混雑状況でした。
こちらは2019年の大晦日10:45頃のベルヴェデーレ宮殿上宮にあるチケット売り場付近の模様です。
奥にあるチケット売り場から入場チケットを買おうという人の列が宮殿の真ん中ぐらいまで伸びています。
さらに2019年の7月より10名以上の場合はシェーンブルン宮殿同様、予約時間制度となっています。
2012年クリムト150周年記念の年からここを訪れる人が急増し、ベルヴェデーレ宮殿はその対応に迫られました。
チケットを手に入れるまでに相当な時間がかかりますが・・・
やっとチケットを買えた・・・さぁ館内に入れるぞと思いきや・・・
時間をかけて手に入れた入場チケットを持ってもすぐ入ることはできません。
こちらはベルヴェデーレ宮殿上宮の入口ですが、今度はこの宮殿に入るためにさらに並ばなければなりません。
係の話ではチケットを買うために並び始めて入れるまでは2時間~3時間待ちだろうということでした。
ディズニーランドのアトラクションを待つよりも長い時間です。
そしてやっと中に入っても、今度はクリムトコーナーに入る大理石の間でも並ぶことになえりますから相当な時間のロスですね。
でもこれが重要な観光スポットの年末の光景です。
無駄な時間を使いたくない方は、オープンと同時に行くのがいいでしょうか。