ウィーンは415m²とかなり広い街ですので、一般的な観光では団体ツアーの場合のほとんどは専用バスで動きます。
もちろんシェーンブルン宮殿や美術史博物館などの建物の中を観光する場合や、公園などはなるべく近くまでバスで行って、そこからは歩くことになります。
また、ウィーンの旧市街(特にリンク道路の内側)はバスが特別な許可がない限りバスが入れませんから当然徒歩での観光になります。
最もウィーンの旧市街は徒歩でなければ見られない所ばかりですが。
一般的なパッケージツアーの観光内容は限られた時間の中でかなり詰め込んでいることが多く、時間との闘いを多く感じます。
シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿は予約時間が必要ですので、それに合わせて動かざる得ないわけです。
街中を移動する時でも、なるべく効率よく動くので、ウィーンの道をよく知っている必要がありますね。
さて、観光にも大きな支障が出ている工事現場をひとつ紹介します。
こちらはナッシュマルクトの横・・・Linke Wienzeileの工事現場です。
1車線のみでしか車は通行できません。
ここはウィーン中心部、特に国立オペラ座からリンク道路を左折した延長上になり、西側へ行く重要な通りです。
しかもここは元々一方通行なんですね。
観光ではシェーンブルン宮殿に向かう時に通る一番の近道です。
それがこの工事のため平日は大渋滞を引き起こし、ひどい時には楽友協会界隈からすでに渋滞しています。
ここには自転車専用道路が建設されることになっていて、12月13日までの工事期間となっています。
ウィーン市はなるべくここを避けるようにと呼び掛けていますが、平日はいつも渋滞しています。
ここで渋滞にはまると相当な時間のロスなので、迂回するようにしています。
この時は時間に余裕があったので、あえてここを通った時にバスの中から撮影しました。