ウィーンによく見られるこの時期の花 259(コルクウィッチア/ショウキウツギ)

先日の新聞にも掲載されていましたが、ウィーンは今年の5月のこの時期、過去28年間ではもっとも寒いということです。

毎日曇りと雨・・・青空が全く見られませんでした。

先日私が御案内した8日間の中欧ツアーではウィーンを5月9日に御案内して、その後ウィーンを出て、プラハ、ブラチスラヴァ、ブダペストを回って5月14日に再び皆さんとウィーンで午後の観光をして空港まで行きました。

毎日雨模様の寒い日だったそうです。

 

しかし、昨日の午後からは天気も良くなり、青空が見られるようになりました。

週末からは晴れマークが登場し、気温も上がりそうですね。

 

前回は黄色のキバナフジを話題にしましたが、今日の花は小さいですが、色々な所に見られます。

 

こちらはドイツ語で

Kolkwitzie(コルクヴィッツィエ)、

学名でKolkwitzia amabilis,

日本語ではショウキウツギとかアケボノウツギ、そのまま学名でコルクウィッチア アマビリスとも呼ばれています。

 

スイカズラ科のショウキウツギ属、落葉小高木です。

 

一属一種で原産は中国で、300m~1300mのかなり標高が高い岩石地帯や丘陵地帯に自生しているそうです。

 

 

 

 

開花時期は5月で枝先にラッパの形のような薄いピンク色の小さい花をたくさんつけます。

花の長さは1cm~2cmぐらいで葉は意外と大きく3cm~8cmぐらいで、尖ったギザギザ部分が見られます。

高さは2~3mほどです。

ショウキウツギがヨーロッパに紹介されたのは1901年と歴史が浅く、植物学教授コルクヴィッツの名前にちなんで付けらたということです。

見事な花を咲かせること、育てやすいこと、寒さや乾燥にも強いことなどもありこちらでは観賞用として公園や庭などに多く見られます。

 

写真は2019年5月6日17:00頃     ウィーン19区の Wertheimstein公園で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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