今年のウィーンは30℃を超えた日が昨日まで27日あり、暑い日が多く、雨も非常に少ないため大地は乾燥しています。
4月下旬ぐらいからは27℃~30℃弱ぐらいの日が多く、春が短くて、いきなり夏が来たような気がします。
日本と違って湿気が少ないため、ジト~っとした不快感を感じる暑さではありませんが、日差しがかなり強いので、20℃ぐらいの気温でも太陽の下にいるとかなり暑く感じます。
7月27日からは15日間連続で30℃を超え、観光も体力を消耗します・・・というか、以前も暑かったのですがやはり自分の年齢が上がって来て疲れを感じやすくなっているからかもしれません(笑)。
仕事の合間に暑さを凌ぐため、Hochstrahlbrunnenにはよく通っています。
ここは本当に涼しいですよ。
こちらは熱中症という言葉はあまり聞かれませんが、日頃から水分補給は重要とよく言われています。
さて、水分と言えば観光中にもよく利用する飲料水スタンドは有難いですね。
30℃を超える暑さの時には多くの人が並んでいます。
先日はグラーベンの飲料水スタンドの行列を話題にしましたが、今日は王宮編です。
上の2枚の写真は7月31日の12:30頃、王宮の英雄広場に置かれている飲料水スタンドです。
この日は日中の気温が34℃ぐらいになって、朝から今日も暑くなるな~という空気でした。
午前中市庁舎で仕事が終わって、そこから真っ先に歩いて空になったペットボトルに水を入れるためにこの飲料水スタンドにやって来ました。
予想通り、ここも行列が出来ていました。
皆さんがペットボトルに水を入れていたので、結構な待ち時間がありましたね。
もう何回も書いていますが、この飲料水スタンドから出て来る水はウィーンの上水道です。
ウィーンの街は良質なアルプスの湧水が上水道として使われている贅沢な街です。
家庭の水道をひねれば、アルプスの水が出て来て、すぐに冷たくなります。
この水は地元だけでなく、観光や仕事でウィーンを訪れる人など全ての人に提供されています。
すでに数え切れない人がこの飲料水スタンドのお世話になっています。