Café Dommayer(カフェ・ドンマイヤー)のEiernockerl(アイヤーノッケルル)

ウィーンはかつての帝国の都であり、神聖ローマ帝国の皇帝の居城がハプスブルグ家と共に長く存在した街ですので、"宮廷文化"の影響から様々なものが集まって来ました。

もちろん"音楽の都"となったのもそこからです。

宮廷文化が栄えた街はたいてい食事はおいしいですね。

それでもヨーロッパの街には様々なレストランがあるので、数日の滞在の中で数回しか食事をせず、たまたま外れのレストランで食事をしたからと言って、それイコールその国の食事が全て悪いかというとそんあことはないと思います。

ウィーンだって評判がよく、常に地元の人でいっぱいになるレストランもあれば、そうでないレストランもたくさんあります。

私は仕事上、昼食は毎日のように外食することになります。

団体ツアーの場合は食事の内容も事前に決められていますから、かなりの割合でウィーンの名物料理であるウィーンナーシュニッツェルを食べることになります。

でも毎日シュニッツェルを食べるわけにはいきませんから、たいていのレストランでは好きなものを選んで別のものを食べています。

仕事でよく行くレストランはこちらから頼む前に「今日は~ですか?」と言ってくれます。

地元では誰でも知っていて、でも観光的にはあまり有名ではないEiernockerl(アイヤーノッケルル)はよく食べます。

 

以前カフェSperlのEiernockerl(アイヤーノッケルル)を話題にしましたが、こちらはCafé DommayerのEiernockerlです。

ここのカフェは非常に有名で、シェーンブルン宮殿の近くにあります。

Eiernockerlは基本的にベジタリアンの欄に書かれていることが多く、簡単に言ってしまえば玉子とニョッキを混ぜ合わせた料理です。

必ずグリーンサラダがついて提供されます。

シンプルな料理の割にはボリュームがあって、食べごたえがあります。

 

小麦粉、卵、塩、バター、牛乳を混ぜて生地を作って、その生地を一口サイズに切りながら、(こちらではそれ専用の道具があります)すぐに熱湯に入れます。

生地が水面に浮いて来たら、取り出し、冷たい水で流し、ちょっと油を入れてくっつかないようにします。

フライパンにバターを入れ、生地を、卵、塩、胡椒、ナツメグ(好みで)を加えて炒めます。

最後にチャイブを降りかけます。

 

場所によっては、玉ねぎ、ベーコンが入っている場合もあり、それぞれの家庭やレストランでかなり味の違いがあります。

個人的にはここのEiernockerlよりも前述したカフェSperlの方がおいしいと思います。

 

私は家ではほぼ100%和食なのでごはんを毎日のように食べますが、それでもウィーンナーシュニッツェルやこのEiernockerlといったウィーン料理も家庭で食べることもあります。

個人的には義理の母が作るEiernockerlが一番おいしいです!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

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