今年の復活祭は4月16日ですから去年と比べるとかなり遅いことになります。
今年は冬が寒く、木々が緑をつけるのが少し遅かったため、タイミング的にはちょうどいいと思います。
ウィーンの街を歩けば復活祭のデコレーションが色々な所で見られます。
ウィーンの街は四季それぞれの習慣が本当によく反映されているな・・・と生活をしていると感じます。
先日シェーンブルン宮殿の復活祭市を話題にしましたが、今日は別の復活祭市を紹介します。
復活祭市はクリスマス市とは違って、多く出ているわけではありません。
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Freyungはショッテン教会横にあるウィーン旧市街地一角の歴史的に重要な美しい広場です。
ショッテン教会はバーベンベルク時代、ウィーンに宮廷を移すことになるハインリヒ2世がアイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史ある付属教会です。
ここの復活祭市は"Altwiener Ostermarkt"(アルトヴィーナー オスターマルクト)と呼ばれ、シェーンブルン宮殿の復活祭市よりも歴史があり、今年で28回目となります。
ちなみにここのクリスマス市も地元ではとても人気があります。
決して広くはないこの場所は美しい建物に囲まれていて、その限られた細長い二等辺三角形の空間にはたくさんの屋台が並び、広場から閉ざされた独自の空間を演出しています。
売られているものは復活祭関係の物が多いですが、フード系もあります。
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ここのお馴染みとなった復活祭たまご(Osterei)もFreyung復活祭市のシンボル的な物として飾られています。
左上の写真にそのたまごが見られます。このたまごは暖かさを感じるレトロなデザインで、回転しています。
右の写真はこの復活祭市の中程にあるコーナーで、無数のOstereiが売られています。
シェーンブルン宮殿とは全く違った雰囲気のこのFreyungの復活祭市は訪れる価値大です。
オープン時間は3月31日~4月17日 10:00~19:30 です。