オーストリアでの職種による平均年収

オーストリアは小さい国ながらもかなりの経済大国であり、ヨーロッパでは物価は高い国です。

EU内では4番目に裕福な国という統計も去年ありました。

また税金や人件費も高く、結構な割合で天引きされますが、生活は意外とのんびりしていて心が豊かな人が多いということをよく感じます。

ウィーンは世界で最も住みやすい街にもよく選ばれていて、生活はとてもし易い街だということを実感します。

 

さて、今年の1月にオーストリアでの様々な職種における平均年収のデータが新聞に掲載されていました。

実際にはどのくらいの平均収入があるのでしょうか?

 

     ※APA (Austria Presse Agentur)より2017年1月12日付

 

職種 2015年度の平均年収(税込み)
会社経営首脳者 150.803
指導的立場にある人 (金融) 77.032
指導的立場にある人 (販売) 66.098
教師 (Gymnasium) 49.868
ソフトウェア開発 46.855
指導的立場にある人 (兵站) 44.712
技術者 43.711
販売エージェント 43.404
医者 40.966
工具修理工 38.194
銀行員 37.977
パワーショベル操縦士 37.826
教師(小学校) 34.635
看護師 33.829
市バス/路面電車の運転手 33.262
自動車修理工 32.052
左官 31.858
大型トラックの運転手 31.132
倉庫などで仕事をする人 30.147
事務員 30.091
マンションなどの管理人や守衛 26.077
臨時工 25.630
小学校に上がる前の教育者 25.545
介護士 25.271
オフィスワーク 22.216
コック 18.465
庭師 17.852
販売人 15.306
コック手伝い 12.238
タクシー運転手 10.590
清掃員 12.391
ボーイ、お運び 7.899

 

この数字はユーロ通貨で、2015年度の税込み平均年収です。自営業者は含まれてはおりませんので全て雇用されている方々のデータです。

実際には社会保険などがかなり天引きされますから、手取りだと少なくなります。

タクシーの運転手やボーイさんなどは非常に少ない給料ですから、オーストリアの物価水準からすると当然この金額では生活は不可能でしょう。でもこのような職種はチップがかなりの額になりますから基本給が非常に低いというのはこちらではよく知られています。

どの職種も2013年と比べると最大で20%の増減があります。

これでオーストリア全体の平均年収を判断することはできませんが、ちょっとした目安にはなると思います。

 

 

 

 

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