Stammersdorf の Stürmische Tage 2016(シュトゥルムの日)

昨日はウィーンで有名なホイリゲ街であるStammersdorfの"Stürmische Tage" (シュトゥルミッシェ・ターゲ)にちょっと散歩をかねて出かけました。Stammersdorfは観光客が多く集まるGrinzingとは違って、昔ならでは本来のホイリゲが多く並んでいて、ウィーンのStadtwanderwegと呼ばれるハイキングコースにも含まれています。

"Stürmische Tage" (シュトゥルミッシェ・ターゲ)は"シュトゥルムの日"ということで、この時期の旬であるシュトゥルムが終わりに近づくことでそれが最後に飲めるお祭りです。

 


 

Stammersdorfのメイン通りからもっと奥に入るとウィーンで最も情緒がある"Stammersdorfer Kellergasse"があります。このKellergasseは地元では有名で名前の通り昔からのワインケラーがたくさん並んでいて多くのホイリゲが営業しています。この界隈は石畳の路地が多くあり、すぐ近くにはぶどう畑もありウィーン市にいるとは思えないのんびりした所で散歩をしていても飽きることがありません。このSatmmersdorfer Kellergasseでは"Wein Tage", "Mailüfterl" そしてこの"Stürmische Tage"の年3回のワインに関するお祭りが開かれ地元で親しまれています。

Kellergasseの入口には多くの人が行き来しています。普段では考えられないこの界隈の混雑です。

 


 

細い路地の両側にはたくさんのWeinkellerが並んでいて、それぞれの店がそこでシュトゥルムを提供しています。

"Stürmische Tage"ですからシュトゥルムが主役になるので、多くの人がシュトゥルムを飲んでいますが、それ以外でももちろんワインやぶどう以外から作った例えばラズベリーのシュトゥルムなども並び、ソーセージや肉、パンや魚などのフード屋台も多く出されています。

 


 

私がこの"Stürmische Tage"で見つけたのはSchilcher Sturm (シルヒャー・シュトゥルム)です。ウィーンでは作られていないはずのシルヒャー・シュトゥルムですが店の人に聞いたらもちろんシュタイヤーマルク産のものだということで、思わず飲んでしまいました。毎年グラーベンでシュタイヤーマルクの業者が屋台を出しますが、ここで飲んだシルヒャー・シュトゥルムもおいしかったです。

 

このようなお祭りもいいですが、個人的にここによく散歩に来る私にとっては静かなKellergasseの方がここらしいと思います。ウィーンの中心からはかなり離れていますが、訪れる価値は十分にあるでしょう。

 

この"Stürmische Tage"は昨日10月8日と今日10月9日の2日間、14:00~24:00まで開かれています。

 

 

 

 

 

 

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