今年の冬はかなり暖かい冬という気がします。
日中の気温がマイナスであることはほとんどありませんでした。
1月22日、23日が今年の冬では一番寒かった日で朝方は-11℃、日中は-3℃ぐらいでした。
しかしその1ヶ月後の2月22日は日中20℃以上もあり春のようでした。
まだ冬場ですが振り返ってみると日中は+10℃前後の日も多く、花も場所によってはいつもよりも1ヶ月ぐらいは早く咲いているのも見かけます。
そのため、かなり早くから花粉症の警告もありました。
花粉症はこちらにもあるんですね。
花粉症はこちらでは"Pollenallergie" (ポレンアレルギー)と言われ、前述した20℃以上気温があった2月22日の次の日2016年2月23日付のある新聞では花粉症に関しての記事がありました。
オーストリアでは200万人が花粉症に悩まされているということです。
鼻水が出る、目が涙っぽくなる、呼吸がし辛くなる・・・花粉症の症状です。
花粉症の原因となるものはHasel (ターキッシュヘーゼル)、Erle (ハンノキ)と言われ、
この暖かさで一斉に咲いています。
こちらはターキッシュヘーゼルで、この時期街中を始め自然の中でたくさん咲いています。
オーストリアでは特にウィーン近郊のウィーンの森界隈からNiederösterreichの西はSt.Pöltenぐらいまで、南は
グラーツ界隈、さらにクラーゲンフルト界隈など森林地帯を中心に分布していて、ハンノキなどは6月ぐらいまでは花粉症の原因になるようです。
経験上、日本での花粉症に悩まされている人は、こちらに来ると症状がよくなるようです。
しかし、こちらでも種類は違いますが"花粉症"はあるわけです。