今シーズンもウィーンで一番おいしいホットチョコレートを紹介します。
ホットチョコレートはこちらでは"Heiße Schokolade"(ハイセ・ショコラーデ)とよく呼ばれています。
直訳すれば熱いチョコレートです。
どこのカフェハウスにも必ず提供されていて、寒くなってきた時期に好んで飲まれますが、やっぱりここのホットチョコレートが一番ウィーンでおいしいと思います。
それは去年2014年から急速に日本の皆様に知られ始めた地元でも知られているおいしいチョコレート屋さん"LESCHANZ(レシャンツ)"のホットチョコレートです。
LESCHANZ は、ウィーン中心のシュテファン大聖堂から歩いてすぐの所にあるFreisingergasse 1番地にあります。
もともとここは「Knopf König」というハプスブルグ帝国時代、宮廷に商品を卸すことができたボタン屋さんで、この歴史あるボタン屋さんの最後のオーナーErika Frimmelさんが2004年に店を閉め、その後Wolfgang Leschanz さんがこのチョコレート屋さんを始めたわけです。
店内に入ると当時の内装がそのまま残されていて、かつでボタンが並んでいた棚には今ではたくさんのチョコレートが並んでいます。
入口のほぼ目の前にホットチョコレートの小さなコーナーがあります。
一杯3.90ユーロで、去年と違ってこのサイズのものしかありません。
セルフサービスではないので、店員さんが左上の写真で見られるように紙コップに入れてくれます。
好みによってシナモンなどのアクセントを加えることができます。
とにかくコクがあっておいしい!の一言です。
カフェではありませんから、座ってくつろぐことはできませんが、寒くなった時のウィーンの生活の楽しみのひとつとして私は個人的にもよく寄って行きます。
店が狭いので団体ツアーの皆様にはお連れしませんが、このホームページから申し込まれて
私と一緒に観光をされたお客様にはよく御案内しています。