収穫感謝祭(Erntedankfest2015)

ウィーン、Niederösterreich、Burgenlandでは今日から学校が始まります。

いわゆる入学式も今日で、新しく学校に入る子供達は"Schultüte"(シュールテューテ)という三角錐の大きなもの(これはソフトクリームのコーンの形をしたもの)を持って初めての学校に行きます。

この中には学校に入るお祝いとして、両親や御祖父さん御婆さんからもらったたくさんのプレゼントが入っています。

今日は親御さんや祖父母の皆さんが子供達といっしょに学校に行って、子供達をお祝いするという大事な日です。

 


 

さて、それとは別に一昨日と昨日は王宮の英雄広場でこの時期恒例の収穫感謝祭が行われ例年通り大変な盛況でしたのでその模様をお伝えします。

Erntedankfest(エルンテダンクフェスト)とこちらでは呼ばれている収穫祭(もしくは収穫感謝祭)はキリスト教文化圏で中心に行われますが、この習慣はキリスト教が生まれる前からあり、ローマ帝国時代でも知られていました。

収穫後、信仰心がある者が神に収穫を感謝するお祭りです。

 

収穫祭は王宮の英雄広場で行われ、いくつかのコーナーに分かれていて、またステージも組まれ、大変な賑わいを見せていました。

 

英雄広場では年間を通して多くのイヴェントが行われますが、以前もここで紹介したWiener Stadtfestという街祭りとか、Waldviertelpur 2015などもそうですね。

 



 

"GENUSS REGION"と称して、オーストリアのウィーンを含めた9つの州の代表的地域の

収穫された特産物が並び、上の写真に見られるように大きなテントの中にたくさんの地元の店が並んでいました。

右下の写真では、シュタイヤーマルク州のかぼちゃのオイルとか、ヴァッハウ産の杏子のコーナーが見られます。

以前紹介した市立公園のGenuss Festival(ゲヌス・フェスティヴァル)に似ていますね。

 

 



 

収穫感謝祭ですからトラクターも多く登場し、ちょっとした農家の方々のパレードもあり、リンク道路は一時的に封鎖されました。

オーストリアそれぞれの地域の農家の皆さんがトラクターに乗って美術史博物館の側道からリンク道路に出て、英雄広場に向かっています。

 

その他にウィーンのホイリゲコーナーやオーストリア自然公園コーナー、そして子供達がパンを焼ける体験ができるコーナーなど充実したお祭りです。

 

ウィーンの街の生活の快適さと生活のゆとりを感じることができます。

 

 

 

 

 

 

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