ウィーンによく見られるこの時期の花 106   (ニセアカシア)

こちらは日差しがとても強いので、気温が20℃ぐらいでも太陽の下にいるととても暑く

感じます。この5月の時期は日中28℃ぐらいになる夏のような日もあれば、そんな暑い日が続くと、また気温が下がり、雲が多い日が続く・・・こんなジグザグ気温です。


今日はオーストリアの至る所に見られるこの時期の白い花です。




これはドイツ語でRobinie (ロビーニエ)、学名ではRobinia pseudoacacia

日本語ではニセアカシアです。ハリエンジュとも呼ばれているでしょうか。

マメ科のハリエンジュ属で、落葉高木です。


原産は北アメリカ東部で、日本には明治5年に渡来しました。

ヨーロッパを始め、色々な所に

移植されて野生化しているものも

多く見られます。

 

高さは25mぐらいになり、

開花時期は5月~6月です。

白い花がとにかくたくさん

ぶら下がっていて、フジのように見えます。

 

 

 

 

花全体の大きさは15cm~20cmぐらいでしょうか。ひとつの花は2cmぐらいで

いい香りを放ちます。

葉は3cmぐらいの大きさで、楕円形をしていて、鳥の羽のように左右にいくつも並んでいるので、花が咲いてなくてもそれとわかります。

 

花が咲いた後に、5つぶほどの豆が入った5cm~15cmぐらいの長さの鞘(さや)がぶらさがっているのが見えます。上の写真でよく見ると茶色いさやがいくつも見えますが、

これは去年のさやです。

 

ニセアカシアはウィーンを始め、オーストリアの色々な所で見ることができ、街路樹として

植えられていたり、山地で野生化しているものもたくさんあります。

 

写真は全て2015年5月16日 13:15分頃、市立公園で咲いてたものです。

 

 

 

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