ウィーンとカフェ文化は切り離すことができません。
ウィーンには100以上の歴史ある伝統的カフェがいくつもあり、様々な種類のカフェが提供されていますが、ウィーンではやっぱりメランジェが一番多く飲まれています。
ウィーン滞在が短くても、是非カフェに入って一息つく時間ぐらいはとって頂きたいと思います。
今日話題にするカフェは気軽にウィーンカフェハウスの雰囲気が味わえる
"Café Tirolerhof" (カフェ ティローラーホーフ)です。
カフェ ティローラーホーフは
国立オペラ座の裏側にあるアルベルティーナ広場にあります。
このカフェは1885年まで遡り、当時"Zur Seidenraupe"という新しく建てられた建物で、酪農も兼ねた牛乳を飲ませる場所として営業されていました。
1900年にPerchtoldsdorfで"Landgutes Tirolerhof"の
所有者Herr von Neuhauserがここを営業権利を含めて買い取り、同時にカフェハウスも始めました。
1918年に Brüder Kunz 会社が "Tirolerhof"を買いますが、1935年にはそこから離れ、現在のファミリーが営業を続けています。
カフェの中はウィーンのカフェハウスによくある、決して豪華ではなく、若干な質素さと落ち着きを感じさせる空間です。
ここももちろんウィーンカフェハウスによくある曲がった木を用いた椅子が置いてあります。
もちろんボーイさんはタキシード
を着て仕事をしています。
このカフェにもありました。
やっぱりウィーンのカフェには
なくてはならない"新聞"です。
様々な新聞がカフェのお客様の
ために置いてあります。
この新聞が新聞ばさみで留められていてページがバラバラにならず
持ち運び易くなっています。
ここの営業時間は
月~土 7:00~22:00, 日、祝日 9:30~20:00 です。
国立オペラ座のすぐそばですから場所もいいですし、近くにあるカフェ モーツァルトの
賑やかさが好きではない方にお勧めです。