いつもこのコーナーを読んで下さっている皆様、またこのホームページから観光を申し込まれてウィーンで御案内させて頂きましたお客様の皆様、明けましておめでとうございます。
今年2015年も皆様にとりまして素晴らしい年になりますことをお祈りしております。
昨年に引き続き「ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんか?」をどうぞよろしく
お願い致します。
こちらは年間を通してクリスマスが一番大事な行事です。年の始まりの元旦は休日にこそなっていますがさほど重要ではないようです。
地元では大晦日は寝ないで騒ぐので、そのため次の日が休みでなければならないんだ・・・なんてことを言う人もいるくらいです。
大晦日から年明けにかけてウィーンの街中中心にカウントダウンのスポットがいくつも現れ、それぞれの場所で盛り上がります。街中はクリスマスの週末のように大変な混雑となります。
特に中心のシュテファン大聖堂界隈はオーストリア名物の大鐘"プンメリン"をLiveで聞こうとする人々でごった返しになります。
この大鐘プンメリンは基本的にこの大晦日から新年に変わる時にだけ鳴らされるもので、非常に大きいため荘厳な響きがウィーンの夜空をこだまします。
同時にこのプンメリンが鳴らされている姿がオーストリア国営放送を通じて全国ネットでテレビで放映されます。
その直後に流れるのはヨハン・シュトラウスの"美しき青きドナウ"です。
今年は2012年のウィーンフィルニューイヤーコンサートの時に放映された
ベルヴェデーレ宮殿でのワルツシーンが登場しました。
オーストリアの第2の国歌とも言われる美しき青きドナウはやはりこの国においては特別な意味を持っていたわけです。
今日は新年恒例のウィーンフィルのニューイヤーコンサートです。
仕事で見られないので録画して後から見ようと思います。
これを見るとウィーンでは"新年"を感じます。