今日が大晦日です。
ウィーンの街中は大変な混雑で年越しをウィーンで過ごそうという人が多いです。
シェーンブルン宮殿は昨日の朝8:20の時点でもうその日の入場チケット打ち止めで、がっかりして宮殿を後にする多くの旅行者を見ました。
毎年恒例のSilvesterpfad(カウントダウンのスポットがいくつも設けられる)は今年は7カ所設置されています。
大晦日が近づくにつれて爆竹の音や花火の音が聞かれ、年が暮れていく時の流れを感じることができます。
この花火もしかし年々減ってきている傾向にありますね。
クリスマスの習慣は1月6日までは残しますからクリスマスツリー🎄だって飾られていて、街中のイルミネーションだってそのままです。
一般的にクリスマスから年末、年始を挟んで1月6日まで休暇を取る人が多いです。
クリスマス休暇ですね。
さて、今年最後のこのコーナーではこのサイトの伝統として大晦日によくこちらで行われる習慣を御紹介しましょう。
クリスマスが過ぎて年末にウィーンに来られるお客様から「クリスマスが過ぎてもまだクリスマスツリーが出ているんですね」とよく聞かれます。
カレンダーでクリスマスは終わっても、年が明けた1月6日まではクリスマスの習慣が続きます。
それまではクリスマスツリー🎄は飾っておき、一緒に年を越して行くわけですね。
そのため街中は年末から新年に向かう活気とクリスマスの混ざったこの時期ならではの空気を感じられます。
さて先日のウィーン街中のクリスマスイルミネーション、ウィーン街中のクリスマスイルミネーション2と好ウィーン街中のクリスマスイルミネーション3を掲載しましたが、クリスマスの空気が終わらないうちに今日はその4です。
カレンダーではクリスマスが終わり、もうすぐ大晦日、2023年が終わろうとしています。
クリスマス習慣は1月6日までは続くのでクリスマスツリー🎄はまだ飾られていて、クリスマスツリーも一緒に年を越します。
日本の場合はお正月が重要ですから、クリスマスツリーと一緒に新年を迎えるというのはあまりピンと来ないのではないでしょうか。
こちらではクリスマスが年間を通して生活の中では一番重要で、新年はあくまでも "けじめ"のような感覚なので、あまり重要ではありません。
そういうわけで街を歩けばまだまだクリスマスを感じることができます。
ところで12月24日のクリスマス・イブはこちらでは一般的にどのように過ごすのでしょう?
カレンダーではクリスマスが終わっても、年が明けた1月6日まではクリスマスは続きます。
クリスマスツリー🎄はまだ飾られていますからクリスマスツリーも一緒に年を越すわけですね。
クリスマス市は終わったものの、まだまだクリスマスの余韻が残っています。
この時期は盛り上がったクリスマスが静かに終わるエピローグです。
クリスマス市はクリスマスの空気を楽しむ人が多いと思いますので、花より団子的にプンシュスタンドやフード系がやっぱり混み合います。
友達や仲間とプンシュを飲みながらおしゃべりをする・・・おしゃべりするならカフェだっていいわけですが、クリスマスの空気を楽しみながら・・・これがいいんですね。
それぞれのクリスマス市にはそれぞれの空気があります。
プンシュを飲みながらちょっと落ち着いてウィーンの街を楽しむ贅沢なひと時です。
クリスマスはプンシュです。
私個人的には大きなクリスマス市よりも、この屋台で提供されているプンシュが(自家製プンシュは除いて)毎年おいしいなと思います。
12月29日(金) 日本時間21:00 ライブオンラインツアー Vol.179
配信場所: 年末のウィーン中心部の様子
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
今日12月26日は第2クリスマスの日ということでお休みです。
今日は特に"Stephanitag"(シュテファー二ターク)とも呼ばれ、ウィーンのシュテファン大聖堂でお馴染みの聖人シュテファヌスの日です。
今年のクリスマスも暖かくて昨日は15℃ぐらいになりました。
毎年クリスマスだけは暖かくなる・・・何か見えない力が働いているようです。
さて、昨日はクリスマスの起源を話題にしましたが今日はクリスマスツリー🎄を飾る習慣についてお話ししましょう。
クリスマスツリーのもみの木はこちらでは"Christbaum" (クリストバウム)と呼ばれていて、本物のもみの木にちゃんと装飾をして飾る習慣があります。
そもそも、"本物のもみの木"という表現がこちらの人からすると滑稽ではないかと思います。
おもちゃのツリーを飾る習慣ではないからです。
今日12月25日がクリスマス当日で、その前日24日がクリスマスの前夜祭的な意識を多くの人が持っているのではないでしょうか。
実はそうではありません。
キリスト教はユダヤ教から派生したもので、ユダヤ教ではユダヤ歴が使われ、そこから教会歴も生まれ、そこでは1日の始まりは日没です。
ということは12月24日の日没からクリスマスが始まるわけなんですね。
だから12月25日よりも12月24日の方が重きを持って祝われるわけです。
昨日はうちにもChristkindがやって来ました。
今日はクリスマスの起源について簡単にお話しします。
いよいよ今日がクリスマスですね。
例年通り今年もやっぱりクリスマスは気温が高めで、日中12℃ぐらいになりそうです。
ここ数日は雨も多く強風が吹き荒れてるウィーンですが、クリスマス・イブの今日も風が強く吹いています。
こちらでは今日の午前中にクリスマスツリーを装飾する人が多いと思います。
うちも先日買ったクリスマスツリーを今日まで庭のテラスに立てかけておきましたが、今日の昼過ぎには部屋に入れてネットを外して飾ろうと思います。
ウィーンの街は午後から晩にかけてとても静かになり、多くの人が家で家族とクリスマスを過ごします。
遠くに住んでいる人も実家に戻って来て、家族皆で食事をし、クリスマスを祝う人が多いと思います。
家庭によってそれぞれの習慣があるとは思いますが、食事の前や後にBescherung(ベシェールング)と言われるプレゼント交換をするわけですが、この時に"きよしこの夜"が歌われます。
クリスマスソングとしてクリスマス時期にしょっちゅう流れているイメージがありますが、オーストリアではこのプレゼント交換のこの時、1回だけ、しかも敬虔な気持ちで歌われます。
このきよしこの夜はこの国オーストリアから生まれたことは御存知でしたか?
今年も私のホームページの伝統としてこの曲をクリスマス・イブの話題にしたいと思います。
いよいよ明日がクリスマスです。
降りあえるとあっという間でした。
クリスマス習慣がフィナーレに近づくとクリスマスをのんびり楽しもうという空気にも変化が見られ、慌ただしく感じるようになります。
クリスマスプレゼントを買おうとする人、クリスマスツリーを買っていく人などの姿が目立つようになり、街を歩く人も忙しく見えます。
クリスマスツリーのもみの木はこちらでは"Christbaum" (クリストバウム)と呼ばれていて、本物のもみの木にちゃんと装飾をして飾る習慣があります。
そもそも、"本物のもみの木"という表現がこちらの人からすると滑稽だと思います。
おもちゃのツリーを飾る習慣はないからです。
クリスマスまであと2日となりました。
あっという間ですね。
先週の日曜日がアドヴェントの第3日曜日で、今年は第4日曜日が12月24日であるため、実際アドヴェントの4週目は無いに等しいわけです。
アドヴェントクランツの4本目がちょうどクリスマスイブで美しいのですが、その反面アドヴェントの4週目を楽しむ間もなくクリスマスということですね。
今日はベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市をお届けします。
今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市、Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市、市庁舎のクリスマス市、Freyungのクリスマス市、カールス教会前のクリスマス市をすでに掲載しています。
アドヴェントの第3日曜日も過ぎて今週の日曜日が第4日曜日となるのですが、今年はその第4日曜日が12月24日であるため、実際アドヴェントの4週目は無いに等しいわけです。
何となく損した気がしますね。
その分今年はクリスマス市が早めに始まっているわけですが・・・自分の場合は11月に日本に一時帰国しているのでなおさらクリスマスが短く感じています。
今日はカールス教会前のクリスマス市です。
今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市、Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市、市庁舎のクリスマス市、Freyungのクリスマス市をすでに掲載しています。
今日の朝は素敵な朝焼けが広がるウィーンで青空が出ていたのですが、これを書いている現在は私の所では雨がかなり強く降っています。
今日のウィーンの予報は晴れのはずでは・・・。
明日からは3日間雨マークでしかも24日のクリスマスイブも雨の予報になっています。
気温も9℃ぐらいなのでホワイトクリスマスにはほど遠くなりそうですね。
今年は12月24日がアドヴェントの第4日曜日と重なるため、アドヴェントの4週目がないような感じですよね。
さて今日は個人的にも好きなFreyungのクリスマス市をお届けします。
今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市、Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市、市庁舎のクリスマス市をすでに掲載しています。
アドヴェントの3週目に入っています。
今年はクリスマスイブがアドヴェントの第4日曜日となるため、もうすぐアドヴェントも終わりになりますね。
また明日からウィーンは雨マークが続いていて天気も悪そうです。
ウィーンの街中にはクリスマスツリー🎄を売る業者が今こそ自分たちが主役と言わんばかりに存在感をアピールしています。
アドヴェントの最後の週はだいぶクリスマスの空気も変わって来ます。
さて先日のウィーン街中のクリスマスイルミネーション、ウィーン街中のイルミネーション2と好評だったので今日は別の場所のクリスマスイルミネーションをお届けします。
昨日がアドヴェントの第3日曜日でアドヴェントクランツに3本目のロウソクが灯されました。
今年は12月24日がアドヴェントの第4日曜日と重なるので、クリスマスまでの最後の週となりますね。
長かったはずのクリスマスもあと1週間で終わり、最後の週は独特の空気に変わり、師走の忙しさを感じます。
今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市、Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市、をすでにお届けしましたが今日は市庁舎です。
12月19日(火) 日本時間23:50 ライブオンラインツアー Vol.178
配信場所: クリスマスイルミネーション 4
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
ウィーンの街中はたくさんの人出です。
日本を始め、アジア諸国からの観光客はまだ以前ほど回復してないので、これが以前のようになればもっと街中は混雑するでしょう。
アドヴェントの2回の週末の混雑はコロナ以前にもここまでの人出があったかというほどでした。
今日はアドヴェントの第3土曜日でシェーンブルン宮殿から仕事が始まるのですが、先週よりも混雑するのでしょうか?
そんな雑踏から離れてこのSpittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市を訪れるとホッとしますね。
それでもここは多くの外国人観光客に出会いました。
今日は毎年恒例のここの名物ポテトパンケーキを紹介します。
先週は寒い日が多かったウィーンで雪も3回降り、そのうち2回はかなり多く降りました。
近年は雪もあまり降らず、久しぶりにウィーンの街は何日も雪景色でした。
アドヴェントの第2日曜日から気温が上がり、日中は8℃~10℃ぐらいの日が続いています。
いや~、この時期のウィーンは多くの人出で、特にアドヴェント週末のウィーンは物凄い混雑です。
中心部だけではなく、シェーンブルン宮殿もグループよりも一般の入場者が遥かに多く、クロークにも長い行列が出来ています。
昨日は木曜日でしたが、中心部も地下鉄も日本のラッシュ時のような混雑で、明日からの週末はさらに混雑が予想されます。
そこで今日は少し静かになりたいので、今週11日月曜日の朝のシェーンブルン宮殿の様子を掲載します。
ウィーンの街中にはクリスマスツリー🎄を売る業者が出始めて、クリスマスの雰囲気が一層盛り上がってきました。
同時にコロナ以前にもなかった周辺諸国からの多くの観光客の皆さんが街中を歩いています。
特に週末の中心部は物凄い人出です。
さて、前回ウィーンの街中のクリスマスイルミネーションが非常に好評だったので、今日は別の場所のクリスマスイルミネーションをお届けします。
今週の日曜日がアドヴェントの第2日曜日で、アドヴェントクランツには2本目のロウソクが灯されました。
同じアドヴェントでも1週目よりも2週目、2週目よりも3週目とクリスマスが近づくにつれて、その空気も変わっていくんですね。
先週末から街中にクリスマスツリーを売る業者が現れました。
ツリーが売られ始めるともっとクリスマスが近くなりますね。
今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市、シュテファン大聖堂のクリスマス市の様子をすでに掲載しましたが、今日は地元でも人気があるシュピッテルベルクのクリスマス市をお届けします。
最近はオーストリア国立図書館のPrunksaal(プルンクザール)をよく訪れます。
一般ツアーで定番な観光場所以外に色々開拓しようという試みを感じます。
国立図書館と言っても本を貸し出ししているわけではなく、ハプスブルク家の膨大な書物を一カ所にまとめておこうという発想で作られたもので王宮の一角にあります。
このオーストリア国立図書館に属する「Prunksaal」(プルンクザール)は世界でも最も美しい図書館のひとつということで近年訪れる方が急増しています。
Prunkは、豪華、華麗という意味のドイツ語です。
先週は寒い日が多かったウィーンで雪も3回降り、そのうち2回はかなり多く降りました。
近年は雪もあまり降らず、久しぶりにウィーンの街は何日も雪景色でした。
昨日から気温が少し上がり、今日は9℃ぐらいで一時的にも寒波が通り過ぎたでしょうか。
昨日はアドヴェントの第2日曜日でしたね。
クリスマス習慣が真っ只中であり、街中にはもみの木を売る業者が出始めました。
アドヴェントは教会的には元旦にあたります。
こちらではアドヴェントの第1日曜日からADVENTKARNZ(アドヴェントクランツ)にロウソクを灯す習慣があります。
12月13日(水) 日本時間23:50 ライブオンラインツアー Vol.177
配信場所: クリスマスイルミネーション 3
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
最近ウィーンの地下鉄で新しい車両に乗ることが多くなりました。
この車両の名称は"X-Wagen"で今年の6月16日から導入されているもので、それ以降にウィーンに来てない方はまだ見たことがないはずです。
この車両は特に地下鉄3号線(U3)でよく見かけるようになりました。
それもそのはずウィーン市交通局は地下鉄3号線から導入したからです。
新車両は月曜日~金曜日の平日にSimmering~Ottakringを走っています。
この時期のウィーンの主役はクリスマスです。
年間を通してクリスマスが生活の中では一番重要で、今週の日曜日からADVENTに入っています。
この時期には重要な日がいくつかあります。
一昨日の12月6日は地元で重要なニコロ(聖ニコラウス)の日であり、子供たちはちょっとしたプレゼントをもらったはずです。
そして今日12月8日は"Maria Empfängnis" (マリアエンプフェングニス)という祝日です。
昨日はニコロの日で私は鬼のチョコレートをもらいました(笑)多くの子供たちはちょっとしたプレゼントをもらったのではないでしょうか。
ここ1週間の間に2回多くの雪が降りました。
日中の気温が0℃前後であるために雪もすぐに解けずウィーンの街は多くの場所が雪景色です。
今日は日中3℃ぐらいになりそうですね。
さて、今年最初のクリスマス市としてシェーンブルン宮殿のクリスマス市をお届けしましたが、今日はシュテファン大聖堂のクリスマス市を掲載します。
アドヴェント習慣も今週の日曜から始まり、クリスマスもがもっと近くなってきました。
こちらではひと月以上もクリスマスの雰囲気を楽しむわけですから、いかにクリスマスが重要であるかということがわかります。
クリスマスはプレゼントをもらう習慣がありますね。
オーストリアでサンタクロースがプレゼントを持って来るなんて言うと、地元の人に苦笑いをされてしまいます。
では誰がプレゼントを?
それはChristkind(クリストキント)・・・子供のキリストと昔から決まっています。
だってクリスマスはイエス・キリストが生まれたことを祝うためのもの・・・だから子供のキリストがプレゼントを持って来るわけです。
じゃあサンタクロースは誰か?
それはカトリックのポピュラーな聖人ニコラウスが原型というのが一般的で、今日12月6日は聖ニコラウスの日です。
今日のウィーンは朝6:00の時点でマイナス1℃でそれなりに冷え込んでいますが、昨日の朝はマイナス9℃と今年では一番の冷え込みとなりました。
数日前よりウィーンは日中でも2℃も行かない寒い日が続き、3日前に多くの雪が降りました。
近年ここまで降ったことはあまりなかったのではないかと思います。
日中の気温が0℃前後であるため未だに雪も解けずに残っているのでウィーンは雪景色です。
そんな寒い日が続くウィーンですが、一昨日の日曜日からアドヴェント習慣に入り、クリスマスシーズンが本格的に始まりました。
今日はこのコーナーで今シーズン最初のクリスマス市としてシェーンブルン宮殿のクリスマス市を掲載します。
12月7日(木) 日本時間23:50 ライブオンラインツアー Vol.176
配信場所: クリスマスイルミネーション 2
御参加される場合はZoom(無料で利用できます)を御準備頂き、ウィーンの街を公認ガイドと歩いてみませんかまで御連絡下さい。
こちらから参加IDとパスワードをお知らせ致します。
参加IDは毎回、パスワードは毎週変わります。
クリスマス市もかなり前から出ているウィーンですが、今日からいよいよ本来のクリスマス習慣に入ります。
この時期のことをADVENT(アドヴェント)と呼んでいます。
今年は12月3日の今日がアドヴェントの第1日曜日です。
ADVENT (アドヴェント)とはクリスマスがあとどのくらいしたら来るんだろう・・・とわくわくしながら待つ時期のことです。
日本語でアドヴェントでもいいと思いますが、待降節とか降臨節とも呼ばれています。
ウィーンに来たら伝統あるカフェハウスにも行きたいですね。
ウィーンのカフェハウス文化は無形文化遺産にもなっていて、100年以上も営業しているカフェハウスがたくさんあります。
伝統カフェハウス以外でも有名なスタバを始め多くの店がありますが、やっぱり名前が知られたカフェハウスに行くのがいいでしょう。
ウィーンの街はヨーロッパ文化が凝縮したとても奥が深い街で見所も星の数ほど多く、時間がいくらあっても足りないと思いますが、カフェに入って伝統カフェの空気を感じながらちょっと落ち着くことも外せません。
ウィーンの伝統カフェに行くと、単純に"コーヒー"という名称は存在しませんから、少しだけでも予習していくことをお勧めします。
地元で一番飲まれているのはやっぱりメランジェでしょうね。
私も日本からのお客様にはメランジェを最初に勧めます。
ウィーンで一番飲まれているコーヒーという意味では、メランジェが本来ウィーンナーコーヒーと呼ばれるべきだと思っていますが、ウィーンではそもそもウィーンナーコーヒーという名称はありません。
その次にお勧めするのはEinspänner(アインシュペンナー)で、こちらは日本のガイドブックなどではウィーンナーコーヒーとして紹介されています。
今日はCafe FrauenhuberのEinspännerをお届けします。
今日から12月ですね。
まもなくアドヴェント習慣に入り、クリスマスがもっと身近に感じられます。
クリスマスグッズ、クリスマス市、イルミネーション、ショーウィンドゥの飾り・・・年間を通して生活の中で一番重要なのはクリスマスです。
クリスマスはキリストが生まれたことを祝うためのもの、ヨーロッパ文化はこのキリスト教なくしては語れません。
キリスト教があったからこそ、様々な建築、絵画、音楽等が生まれ、また現在の人々の生活にも大きな影響を与えています。
キリスト教の世界が少しでも見えてくると、ヨーロッパの街が違って見えてきますし、教会、修道院、宗教画などがとてもおもしろくなります。
実際にキリスト教と言っても様々な宗派があるわけですが、ここではあくまでも成り立ちに触れます。