ウィーンの街は今でもかつての帝国の都であった面影を残し、荘厳な建造物が建ち並ぶ、緑豊かな洗練された美しい街です
それもハプスブルグ家というヨーロッパで一番長く続いた王朝の居城がこの街にあり、そしてそのハプスブルグ家の下にかなりにわたって神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号が置かれていたことで、様々な人たちがこの帝国の都に集まって来ました。
そこでウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥深い街となったわけです。
ウィーンは様々な角度から楽しめる街です。
今日は数字で見るウィーン市あれこれの最新データを更新をかねてお届けします。
人口 (2025年1月1日現在) | 2.028.290人 |
男女の割合 | 男性49% 女性51% |
ここ10年の人口増加率 | 年平均1.2% |
出生と死亡 (2021年) | 出生19.070人 死亡16.917人 |
平均寿命 | 男性78.6歳 女性83.3歳 |
国籍 | オーストリア国籍63.6% |
外国人 | EU 国籍14.9% EU以外21.5% 181ヵ国の国籍数 |
ウィーンに移民した数 | 106.732人 (2024年) |
ウィーンから出て行った数 | 86.017人 |
移民国籍ベスト3 | シリア+58.843人 ウクライナ+35.697人 ドイツ+21.142人 |
※この統計はウィーン市からのものです
この統計はウィーン市2025年1月1日時点での統計です。
2023年9月からウィーンの人口は200万人を超えています。
全人口2.028.290人の36.4%が外国人ということになります。
国籍数も181と世界各国からの人がウィーンに移り住んでいて、特にウクライナ戦争のおかげでウクライナ人が急増しました。
1位のシリア人もかなり増えています。
3位がお隣のドイツからですね。
ウィーンは国連都市があることも大きいですが、ハプスブルグ帝国時代からもともと多民族国家でしたので、その流れが受け継がれていると言えるでしょう。
このようなデータを改めて見ると非常に興味深いものがあります。