ウィーンは本当に季節を感じられる街だと実感します。
それらは街中に見られる木々の黄葉や、朝に霧が立ち込めるといった自然の変化だけでなく、Schilcher Sturmのようにこの時期にしかないものが多くあります。
このようなものが街中に見られると、自然以外からも季節を感じられますね。
今日は私の好きなお馴染みハイナーでの秋を感じさせてくれる栗のケーキをお届けします。
こちらはKastanien Schnitte(カスター二エン・シュニッテ)と呼ばれる栗のケーキです。
三角形状に切られていて、真ん中に栗、その下にはスポンジ、そして外側は生クリームという見かけよりシンプルな作りなのですが、クリームと栗の相性が良く、また栗の味がハッキリしていてとても美味しいです。
写真は最近店内に座った時のもので、この時はKleiner Braunerを頼みました。
伝統的に必ずコップ1杯の水道水が添えられます。
この水はウィーンの上水道でアルプスの湧き水ですね。
シンプルな栗のケーキを食べたい方にはこれはお勧めです。
口の中に秋の味覚が広がりますよ。
ちなみにハイナーにはもうひとつの栗のトルテがありますが、いつかまたここで紹介します。