Allerheiligen(万聖節)墓地の秋

今日のウィーンは朝7:00の時点で気温は0.8℃と冬のように冷え込んでいます。

さらに秋の深まりを感じる霧が発生していて、かなり視界が悪くなっていますね。

 

さて、一昨日11月1日はAllerheiligen (アラーハイリゲン)というキリスト教の祭日でした。

日本では"祭日"という言葉は1948年以降は使用されなくなっていますが、こちらはキリスト教文化ですからここではあえて祭日という表現を使います。

Allerheiligenは全ての聖人という直訳で、日本語では"諸聖人の日"とか"万聖節"などと呼んでいます。

 

このAllerheiligenにはたくさんの地元の人達が墓地に行き、自分の先祖や亡くなった家族のお墓を訪れて祈りを捧げ、ロウソクや花輪などでお墓を飾ります。

年間を通して墓地が最も華やかで活気がある日となります。

ウィーンでも中央墓地を始め現時点では55の墓地があり、その内46の墓地はウィーン市の管理となっています。

それぞれの墓地が賑わっています。

一昨日は天気も良かったこともあり、うちから歩いて行けるそれなりに大きな墓地に散歩がてら出かけてみました。

右の写真はその墓地の一角ですが、木々の黄葉、落ち葉など秋独特のいい雰囲気ですね。

メインの入口には屋台も何件か出ていて、ちょっとしたお祭り気分です。

本来の駐車場も満車で、臨時駐車スペースも外側に作られてたくさんの人出がありました。

でも墓地の中に入ると、それなりに静かでひっそりとした空気が漂い、手を合わせてお祈りしたくなるような気分になります。

墓石のタイプは日本と違っていても、"墓地"ですから何となく共通の空気を感じます。

 

 


ちなみに昨日11月2日はAllerseelenという死者の日とか万霊節と言われ、信仰を持って亡くなって行った人を対象としています。

墓地の秋も素敵ですね?

 

秋休みも終わり、今日からまた学校が始まります。

 

 

 

 

 

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