ウィーンによく見られるこの時期の花 356(アメリカキササゲ)

先週の金曜日が学校の最後の日となり、週末からFerien・・・いわゆる夏休みが始まりました。

今年もコロナ禍ではありますが、去年と比べると検査が生活に浸透し、ワクチン接種をする人が増えていて、街中も本来のウィーンのこの時期の空気を感じますが、世界からの観光客はまだまだですね。

日本からオーストリアへは6月24日から陰性証明があれば隔離無しで入国できるようになっていますが、日本への入国が陰性証明、14日間の隔離を含めて厄介です。

 

休暇初週のウィーンは明日から35℃ぐらいになる猛暑が予想されていて、また暑い日が続くようです。

明日日本時間の21:00にLIVE配信Vol.29をお届する予定ですが暑いウィーンをお見せできると思います。

 

さて、今日はこの時期よく見られるの花シリーズです。

 

 

こちらはドイツ語でTrompetenbaum

(トロンペーテンバウム),

学名ではCatalpa bignonioides,

日本ではアメリカキササゲ(アメリカ木大角豆)です。

ノウゼンカズラ科のキササゲ属で、落葉高木です。

原産は北アメリカの南東で、ヨーロッパには18世紀の前半1726年にイギリスの自然歴史家のMark Catesbyよってもたらされました。

 

日本には明治時代末期に入って来たそうです。

 

乳白色の白い特徴的な形の花をたくさん咲かせ、背丈もかなり高くなることから遠くからでもよく目立ちます。

 

ドイツ語の名前である"Trompeten"はトランペットという意味で、花がラッパの形のような釣鐘状になっています。

また実である細長い莢(さや)がぶら下がっているのも特徴です。

 

 

 


 

開花時期は6月~7月で、何となくマロニエを思わせるかのように、(実際は全く違いますが)垂直上に3cm~5cmぐらいの釣鐘型の白い花をたくさん咲かせます。

でも近くで見るとわかりますが、色合いは白のマロニエのようですが、マロニエとは全く違う形をしています。

近縁種のキササゲよりこちらの方が花が大きく、美しいと思います。

花弁の内側には黄色のすじと紫色の斑点があります。

葉、樹皮、果実は薬用にも利用されます。

 

全体の高さ20mぐらいまでになり、葉は10cm~20cmで幅が広いハート型です。

かなり特徴的ですからすぐに見分けがつきます。

 

 

写真のアメリカキササゲは2021年6月22日17:20頃Schillerparkで撮影しました。

 

 

 

 

 

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