ウィーンによく見られるこの時期の花 345 (クサノオウ)

5月2日で4度目のロックダウンが解除され、5月3日から商店なども営業を再開しています。

5月17日の月曜日から学校は毎日登校となり、本日19日よりレストラン、カフェ、ホテルなどが営業再開となっていて、規制が緩和方向に向かっているウィーンです。

街中はかなりこの時期らしい開放的な空気を感じますが、天気が良くなくて雨が降る日が毎日続いています。

全日雨ということではないですが、天気予報では毎日雨マークが見られます。

 

さて、シェーンブルン宮殿のフジのアーチに続いて、マロニエアカバナサンザシを掲載しましたが、今日は自然の中で多く見られる黄色い花をお届けします。

 


 

こちらはドイツ語でSchöllkraut(シェルクラウト)、学名ではChelidonium majus、日本語ではクサノオウです。

ケシ科のクサノオウ属で、原産はヨーロッパで、暖かい気候地域の地中海界隈を始め、ヨーロッパ全体的に見られ、また北アメリカにも移植され、分布しています。

 

開花時期は5月~9月で、高さは30cm~70cmです。

花弁は4枚で、直径2cmぐらいの黄色い花です。

 

茎や葉を切ると黄色い乳液が出て来ますが、アルカロイド成分を含む有毒です。

古くから薬草として用いられてきました。

また、アリによって増えていきます。

 

こちらでは林の縁や茂み、土手などに多く見られ、かなり密集して咲いています。

 

 

写真は2021年5月8日17:00頃、家の近所での撮影です。

 

 

 

 

 

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