オーストリアに入国するにあたっての現在の状況

前回の新型コロナウィルスの関連情報で7月24日(金)からオーストリア全土のスーパーマーケット,食料品店,銀行,郵便局でマスク等の着用義務を再導入する旨、国境検査と隔離実施状況の検査を強化することをお伝えしましたが、一昨日に保健省令が改正されましたのでここにまとめます。

 

(1)

(2) のオーストリア国民等、(3)の外交官等、(5)の例外措置の適用を受ける場合を除き) 特定国31か国(以下リスト参照)、スウェーデン、ブルガリア、ポルトガル、ルーマニアから入国する者は、発行後72時間以内の陰性証明書の提示及び10日間の自己隔離措置の両方が義務づけられます。

 

 

(2)

オーストリア国民、EU・欧州経済領域・スイス国民、住所等をオーストリアに有する者、オーストリアのDビザ、その他の滞在許可持者等は、

特定国・ハイリスク国(以下リスト参照)以外の国(日本も含む)から入国する場合、発行後72時間以内の陰性証明書の提示又は10日間の隔離。ただし、陰性が証明された場合は自己隔離措置中止が可能。


ハイリスク国32か国(以下リスト参照)から入国する場合、発行後72時間以内の陰性証明書又は10日間の隔離。ただし隔離措置を選択した場合でも48時間以内に要検査。ただし、陰性が証明された場合は自己隔離措置中止が可能。

 


(3)

外交官、国際期間職員、人道関係者、保健等関係者、季節労働者、外国にあるオーストリア自治体・公団等の職員に限り、特定国以外からの入国及び例外条件を満たさない特定国からの入国は(1)と同様の扱いとなる。ただし、陰性が証明された場合は自己隔離措置中止が可能。

 


(4)

上記 (2) 又は (3) 以外の第三国人のシェンゲン外からの入国は不可。

 


(5)

特定国圏内の入国にかかる陰性証明書等の義務免除は継続。ただし、10日以内にそれら以外の国に入国していないことが条件  (それまでは14日以内とされていた条件が短縮されました)。

 

(6)

特定国に英国を追加。


(7)

商用渡航、医療目的の入出国等その他の例外措置は引き続き継続。

(特定国31か国(英国を追加))
アイスランド、アイルランド、アンドラ、イタリア、英国、エストニア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、スイス、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、マルタ、モナコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク

(現在渡航警告が発出されているハイリスク国32か国(フィリピンを追加)
アルバニア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エクアドル、エジプト、北マケドニア、コソボ、スウェーデン、セネガル、セルビア、中国(湖北省)、チリ、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブラジル、ブルガリア、米国、ベラルーシ、ペルー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、南アフリカ、メキシコ、モルドバ、モンテネグロ、ルーマニア、ロシア



どういう立場でオーストリアに入国するかによって条件が異なりますが、いずれにしても国境は大混雑です。

私の義理の姉(オーストリア人)が先週仕事でクロアチアに行きました。

こちらだとクロアチアぐらいだとたいてい車での移動ですね。

オーストリアからクロアチアに行く時はスロヴェニアを経由しますが、国境を2回通過することになります。

オーストリアでの入国は極めて簡単だったそうですが、スロヴェニアとクロアチアの入国は大渋滞で2回の国境通過だけで3時間もかかったそうです。

私も何回か自分で走ったことがありますが、コロナ以前はスムーズに通過できました。

 

地元でも周辺国への行ったり来たりがややこしい状況ですから、日本の皆さんが安心してウィーンに来られるのは残念ながらまだ時間がかかりそうです。

 

 

 

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