ウィーンによく見られるこの時期の花 316(フサフジウツギ)

こちらは9月から新年度が始まりますので、6月は年度末、そして7月、8月は休暇シーズンですね。

ウィーンは学校が7月3日が最後の日でした。

もうその日の午後から休暇に出かける地元の人も多いですね。

今年は新型コロナウィルスの影響でオーストリア国内で休暇を過ごす人が多いです。

 

さて、前回のウィーンによく見られるこの時期の花はネムノキを話題にしましたが、今日の花もこの時期色々な場所で見られます。

 

こちらはドイツ語で

Sommerflieder (ゾンマーフリーダー) 、Schmetterlingsstrauch (シュメッターリングスシュトラウホ)などと呼ばれています。

学名ではBuddleja davidii 、日本語ではフサフジウツギです。

フジウツギ科でフジウツギ属です。

フジウツギ属は世界には約100種ほどあるそうです。

"ゾンマーフリーダー"を日本語にして

夏ライラックなんていう名になりそうです。

 

でも春に咲くウィーンでもたくさん見られるライラックとは違いますが、よく似ています。

 

 


 

原産は東アジア(おそらく中国)で、日本には明治時代にヨーロッパで改良されたものが入って来たそうです。

高さは4mぐらいまでで、開花時期は7月~9月です。

濃い紫、薄い紫色が非常にポピュラーですが、赤っぽいものやまれに白もあります。

右上の写真は白のSommerfliederです。

 

ひとつひとつの花は1cmぐらいで、全体で円錐状に密集して咲き、長さは10cm~30cmぐらいで、先が垂れ下がったように咲いています。

色が綺麗なので遠くからでもすぐにわかります。

こちらではZierpflantze (観賞用)として、庭や公園などに多く見られます。

 

写真は2020年7月14日15:50頃、ヒルシュシュテッテンの花壇庭園で撮影しました。

 


 

こちらはうちの庭に咲いているSommerfliederで、2020年7月14日16:40頃の撮影です。

 

 

 

 

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