ウィーン美術史博物館では10月15日からカラヴァッジョ&ベルニーニ展が開催されています。
去年の今頃は人生最初で最後のブリューゲル展が開催され、前売り入場チケットが売り切れになるほどの大盛況でした。
今回のカラヴァッジョ展はどうでしょうか?
今日はその模様をちょっとお届けします。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=397x10000:format=jpg/path/s4e142077b197ce48/image/i15157cb9c71e28c2/version/1572247914/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=397x10000:format=jpg/path/s4e142077b197ce48/image/i95459f941433daf0/version/1572247920/image.jpg)
今回のカラヴァッジョ&ベルニーニ展もブリューゲル展同様、入場時間制度の5ユーロの特別料金となっていて、美術史博物館前のチケット売り場、館内のカラヴァッジョ展の入口、インターネット上で購入できます。
今回はもともと美術史博物館でカラヴァッジョが展示されている空間に特別展の入口が設けられ、そこから内側の展示スペース全てを利用し、最後の空間は正面階段奥の空間にショップを設置しています。
外側の細い回廊的な空間は通常の展示スーペースになっていて、カラヴァッジョ展とは完全に切り離されています。
暗い空間に、展示されている絵画にスポットを当てるというカラヴァッジョのテネブリズムを意識したような演出となっています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=397x10000:format=jpg/path/s4e142077b197ce48/image/i9da2ab1ecf1cf5e4/version/1572249257/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=397x10000:format=jpg/path/s4e142077b197ce48/image/i862e37ecd03dcc94/version/1572249274/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=397x10000:format=jpg/path/s4e142077b197ce48/image/i76bef6bf0eaedf13/version/1572249297/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=397x10000:format=jpg/path/s4e142077b197ce48/image/i4b470b003ffc0453/version/1572249310/image.jpg)
カラヴァッジョは(1591年~1610年)は徹底来な写実性、強烈で劇的な明暗を特徴としたバロック絵画の先駆者であり、後のバロック画家に多大な影響を与えています。
もともとウィーンの美術史博物館にはカラヴァッジョの作品が3点あり、(ロザリオの聖母、茨の冠をかぶったイエス・キリスト、ゴリアテの首を持つダヴィデ)今回の特別展示会ではそれを含めて計10点が見られます。
個人的には去年のブリューゲル展を上回るとは思えませんが、それなりに入場者数が多く、館内の特設券売り場ではそれなりに並んでいることが多く、そこでもらえる入場時間が1時間~2時後であることが多いです。
このカラヴァッジョ展も見ようとする方で、ここに来る時間がある程度決まっている方は、美術史博物館のサイトから事前購入するのがお勧めです。
日時、入場時間を指定できます。