ウィーンによく見られるこの時期の花 278(セイタカアワダチソウ)

早いもので今日から9月ですね。

今年もあと4ヶ月で終わりです。

こちらでは9月から新年度が始まります。

ウィーンは明日から学校が始まります。

この時期でも日中は30℃に達する気温で暑い日が続いていて、街中を歩けばまだまだ真夏のような雰囲気で多くの人がアイスを食べていたり、日陰でくつろいでいます。

 

さて、今日はその辺にいっぱい咲いている花です。

 

こちらはドイツ語でGoldrute(ゴルトルーテ)、

学名ではSolidago 、日本ではセイタカアワダチソウと呼ばれているものです。

 

キク科のアキノキリンソウ属で多年草です。 アキノキリンソウ属は100種類程あり、原産は北アメリカです。

 

日本には明治時代末期に園芸目的で持ち込まれたそうで、北海道の一部から沖縄まで全国的に見られるようです。

 

セイタカアワダチソウという名は、背が高く、花が泡立っているように見えることから来ているそうです。

 

こちらに多く見られるセイタカアワダチソウはおそらくKanadische Goldrute

(カナーディッシェ ゴルトルーテ)、

学名ではSolidago canadensis だと思います。

 

開花時期は7月~10月、高さは50cm~2.5mぐらいになります。上の写真は人間の身長よりもはるかに高いです。

 

花の色は黄色で、5mmぐらいの花がたくさん棒状のように、それが時として垂直に、または垂れ下がって咲いています。

大量に黄色の花を咲かせるので遠くからでもハッキリわかります。

 

葉は7cm~15cmぐらいで、葉の先端に向かってギザギザしている特徴があります。

セイタカアワダチソウはヨーロッパでは記録としては1644年以来から確認できます。

自然の中でもたくさん見られ、庭などにも多く咲いています。

うちの庭にも時と共に自然に咲いているセイタカアワダチソウがいくつかあります。

 

写真は2019年8月27日11:00頃、ウィーン21区国鉄沿線で撮影したものです。

 

 

 

 

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