夜のウィーンの街も素敵です。
荘厳な建造物や重要な記念像などがライトアップされます。
昼間の街並みとはかなり違う印象を受けます。
決して派手なライトアップはせず、白の光を下から照らし出すようにしているので、上から見てもそんなに目立ちませんが、近くで見るとより存在感が増します。
前回の美しいライトアップ12では、王宮庭園のモーツァルト像を話題にしましたが、今回はヨハン・シュトラウスです。
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こちらは市立公園にあるKursalon(クアサロン)です。
市立公園ができる前、19世紀初めから半ばにかけてこの辺りにはKurpavillonというミネラルウォーターなどの健康飲料水を提供する施設があり、城壁が取り壊されることをきっかけに、新しく現在のクアサロンが以前のKurpavillonよりも少し西側に作られました。
ウィーン市の依頼でハンブルク生まれでウィーンで亡くなった建築家Johann Garbenにより、1867年に作られた、イタリア・ルネッサンス様式です。
元々カフェハウスや以前同様健康飲料を提供するはずでしたが、それが認められず、1868年10月15日にはヨハン・シュトラウス2世が演奏し、ここはダンスホール、コンサートホールとして使用されるようになりました。
現在でもここでは観光客対象の楽しいワルツコンサートが行われています。
ここでワルツコンサートを楽しむ日本からのツアーも多いです。
昼間は黄色が印象的なこの建物は、夜にはこのようにライトアップされ、ちょっと幻想的です。
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市立公園と言えばやっぱりこのヨハン・シュトラウス像でしょうか。
辺りが真っ暗でも、このシュトラウス像の部分はライトアップされ、非常に目立ちます。
まるでヨハン・シュトラウスが舞台で演奏しているように見えますね。