メガネのベンチ

ウィーンやオーストリアの郊外にはユニークでクリエイティブな発想を感じられる物がよくあります。その物の本来の使い方を常識的に考えるため、あっ、こういう使用法もあるのか・・・とその場で初めて気づかされるわけですね。

先日、公園に置かれているグランドピアノを話題にしましたがそれもその一例です。

さて、今日はそのような物をひとつ紹介しましょう。

 

先日ヴァッハウ渓谷に行った時に、メルクの修道院に行きましたが、メルクの街をドナウ河方面に抜けて、街の名前になっているメルク川を渡った所に、右の写真に見られるように大きなメガネがポツンと置かれていました。

この場所は以前、大型バスでも細い橋を渡って来ることができましたが、現在では原則的に歩行者と自転車だけが通れるようになっています。

反対側からもここに来られるようになっていて、奥にはキャンプ場もあり、ドナウ河沿いを散策できるプロムナードがあります。

最初はこんな所になぜメガネが置かれているのかなと思って、このそばを通り過ぎましたが、やっぱり気になって再び戻って来ました。

 

 

近くに行って見るとこのメガネのレンズが動き、ベンチになりました。

右の写真を見て下さい。

レンズをこちら側に倒すとちょうど真ん中で止まって、人が座れるようになります。

ここに座ってみましたが、座り心地は悪くなく、メガネのフレーム部分が背もたれになります。

このレンズのベンチは座らないと自動的に閉じてしまうので、バックを置いて写真を撮りました。

このユニークなメガネのベンチはUNITED OPICSというオーストリアには70以上もある眼鏡屋さんによるもので、もちろん宣伝を兼ねています。

このような発想はとても面白いです。

 

 

 

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