ウィーンによく見られるこの時期の花 219(コルクウィッチア)

去年から今年にかけての冬は2月25日から6日間だけ日中の気温がマイナスになっただけの振り返れば暖かい冬でした。

地球温暖化の影響が明らかに感じられ、ウィーンは以前のような厳しい冬の寒さはあまりないような気がします。

春になってからも春らしかったのはほんの少しの期間で、すぐに夏になってしまったようです。

4月終わりから日中の気温が25℃前後で、暑い日が続いています。

3月は10℃に達しない中途半端な寒さが多かったこともあり、花の咲き方が若干遅れた印象がありましたが、このような夏のような暑さが続き、逆にそれ以降に咲く花は咲き始めが早くなっている気がします。

 

さて、今日の花もウィーンの街中でよく見られます。

 

こちらはドイツ語でKolkwitzie

(コルクヴィッツィエ)、

学名ではKolkwitzia amabilis,

日本ではショウキウツギとか

アケボノウツギ、そのまま学名で

コルクウィッチアです。

 

スイカズラ科のショウキウツギ属で、落葉小高木です。

一属一種で原産は中国で、かなり標高が高い岩石地帯や丘陵地帯に自生しているそうです。

コルクウィッチアはたいてい多くの花が密集して咲いているので、遠くからでもよく目立ちます。

 

 

開花時期は5月で枝先にラッパの形のような薄いピンク色の小さい花をたくさんつけます。

花の長さは1cm~2cmぐらいで

葉は意外と大きく3cm~8cmぐらいでしょうか。

高さは2~3mほどです。

 

ショウキウツギがヨーロッパに紹介されたのは1901年と歴史が浅く、植物学教授コルクヴィッツの名前にちなんで付けらたということです。

 

写真は2018年5月5日10:45頃 Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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