ウィーンによく見られるこの時期の花 217(ニセアカシア)

ウィーンはずっと晴天が続いています。

日中の気温が25℃前後で、豊かな緑の街中を適度の風が吹き抜けて本当に気持ちいいです。

公園でのんびりくつろいでいる人の姿が多く見られます。

こちらは日本よりも日差しが強いですから、気温は20℃そこそこでも太陽の下にいればかなりう暑く感じます。

その反面、日陰に行くと快適です。

 

さて、今日はウィーンで至る所に見られる花をお届けします。

 

これはドイツ語で

Gewöhnliche Robinie

(ゲヴェーンリヒェ・ロビーニエ)、

学名でRobinia pseudoacacia

日本語ではニセアカシアです。

ハリエンジュとも呼ばれているでしょうか。

 

マメ科のハリエンジュ属で、落葉高木です。

 

原産は北アメリカ東部で、日本には明治5年に渡来しました。

 

ヨーロッパを始め、色々な所に移植されて野生化しているものも多く見られます。

 

高さは25mぐらいになり、開花時期は5月~6月です。

白い花がとにかくたくさんぶら下がっていて、フジのように見えます。

 

右のニセアカシアは2018年5月5日18:00頃、Stammersdorfer Kellergasseで撮影しました。

 

 

 


 

花全体の大きさは15cm~20cmぐらいでしょうか。

ひとつの花は2cmぐらいでいい香りを放ちます。

 

葉は3cmぐらいの大きさで、楕円形をしていて、鳥の羽のように左右にいくつも並んでいるので、花が咲いてなくてもそれとわかります。

花が咲いた後に、5つぶほどの豆が入った5cm~15cmぐらいの長さの鞘(さや)がぶらさがります。

 

ニセアカシアはウィーンを始め、オーストリアの色々な所で見ることができ、街路樹として

 

植えられていたり、山地で野生化しているものもたくさんあります。

 

上2枚の写真は2018年5月5日10:40分頃、Botanischer Gartenで撮影しました。

 

 

 

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