ウィーンによく見られるこの時期の花 203(プリムラ/サクラソウ)

今年の冬は去年と比べると暖かく、2月24日までは日中の気温が一度もマイナスになりませんでした。

しかし、2月25日から1週間は寒い日が続き、日中でもプラスになりませんでした。

寒くなった2月25日は青空が広がるいい天気でしたが、朝は-11℃まで下がっていて、シェーンブルン宮殿に向かう時もいままで暖かったせいもあり、かなり寒く感じました。

冬は天気がいいと気温が下がりますね。

 

さて、キバナセツブンソウマチユキソウクロッカスとこの時期に見られる地元でポピュラーな花を話題にしましたが、今日のプリムラもこの時期人気のある花です。

 

ドイツ語で

Primeln(プリーメルン)、

学名ではPrimula vulgaris,

日本語ではプリムラとかサクラソウと呼ばれています。

 

サクラソウ科でサクラソウ属で、ほとんどが多年草です。

プリムラは栽培種が非常に多く、500種類以上と言われています。

 

原産は西、南ヨーロッパです。

開花時期は3月~4月、花は黄色や薄い黄色で、花の直径は3.5cmぐらいまででしょうか。

全体の高さは10cmぐらいととても低いです。

右の写真では薄紫も見られます。

 

花が美しいので栽培種も多いわけですが、こちらでは標高1500mぐらいまでの自然の中でもたくさん見られます。

 

 

また、植えたものが時と共に自然にどんどん増えていくことが多いので、この時期公園や庭の至る所に準野生化(こういう言葉を使っていいかどうかわかりませんが・・・)したプリムラをたくさん見ることができます。

 

うちの庭にもプリムラが咲いていますが、年々少しづつですが増えている気がします。

 

写真のプリムラは植物庭園の一角に野生で咲いていたもので、2018年2月11日15:00頃の撮影です。

 

 

 

 

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