オーストリアの教職員組合を北海道教職員組合の皆様と訪れた

2月の半ば頃に、北海道教職員組合(北教組)の皆様とウィーンで2日間御一緒し、オーストリアの教職員組合(Gewerkschaft Öffentlicher Dienst)を訪れました。

北教組は日本教職員組合が結成される1年前の1946年に生まれていて、公立の小中学校、高等学校勤務されている教職員の方々から成る労働組合です。

北教組の皆様は定期的に海外教育視察を行われていて、今年はウィーンに来られたというわけです。

ウィーンではこのオーストリア教職員組合訪問以外に、ウィーンの公立のGymnasium、小学校の視察、国連訪問が目的で、一部観光もありました。

 

GÖDはウィーン旧市街一角に数か所ありますが、私達が訪れた所はFischerstiegeのちょっと分かりづらい所です。

今回の2日間は翌日の午後を除いて通訳業務がメインでしたが、移動の間にもオーストリアやウィーンに関しての色々な御案内もしました。

ここの担当であったDeckenbacherさんは親切にも1月半ばに直接私に電話をくれて、お互いに確認し合うことができました。

当日は皆さんとホテルでお会いして、最初にここに来ました。

 

GÖDで日本からの訪問を受けるのは、初めてだったということで、大変温かく歓迎して頂きました。

挨拶の後、簡単な打ち合わせをし、それぞれ自己紹介をしてすぐに始まりました。

GÖDから組織について、方針、オーストリアの教育システム、文科省との繋がり、活動などの様々な話がありました。

驚いたのはオーストリアでは労働組合の加盟率が70%にも上ることです。

新任の先生方は最初は加盟に躊躇する傾向があるそうですが、時が経つにつれてGÖDの活動に信頼感を覚え、結果的に多くの方が納得して加入するそうです。

北教組の皆さんからも様々な御質問もあり、日本とオーストリアの教育の大きな違い、ウィーンというハプスブルグ帝国時代からの多民族国家の名残りが教育の分野に大きく浸透していることなどを見ることができました。

 

 

 

皆さんと最後に記念写真を撮りました。

中央に座っている女性の方がDeckenbacherさんで委員長代理、その右のKimbergerさんがここの委員長で、左に座っている方が北教組の信岡委員長です。

私は写ってないです。(笑)

 

皆様とても明るくて、教育に熱意を持っておられ、北海道はあらためていい所と感じる楽しい2日間でした。

北教組の皆様、大変お世話になりました。

またお会いできることを楽しみにしております。

 

 

 

 

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