復活祭も過ぎて4月も後半になりますが、寒い日が続いています。
実は昨日の午後、16年目になった"桜の森祭り"が開かれる予定だったのですが、雪と寒さのため中止になってしまいました。うちも毎年参加させてもらっていて、日本文化も紹介される楽しいイヴェントなのですが残念で仕方ありません。今年を入れて過去4回中止になっていますから、今回開かれていたら13回目のはずでした。
この時期はやっぱり天候が不安定になりやすいです。
さて、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル42ではヴォティーフ教会やホイリゲの屋根の窓を紹介しましたが、今回は中心からかなり外側です。
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上の2枚の写真はただ単に高架を電車が走っているだけの光景です。
なぜこれがウィーンのちょっと珍しいアングルに登場したかというとこの電車はウィーンの路面電車だからです。
ウィーンの路面電車が高架を走る姿は街中では見ることができません。
地下鉄が高架を走る所はいくつかあります。U1は国連都市から先は高架線が多く、U2もプラター界隈が高架線、U3はOttakring、U4はHütteldorfの手前、U6はギュルテル沿いなどすぐに思いつきます。
でも路面電車で高架線を走るとなるとすぐに思い浮かぶのはこの場所ぐらいだと思います。
ウィーンに住んでいてもここを知っている人でなければわからないと思います。
バーデン線が高架を走ることはすぐ思い浮かぶのですがバーデン線はウィーン市内の路面電車とは違います。
逆に路面電車が地下を走る所はすぐに思い浮かびます。
そういう意味でこの場所はちょっと珍しいと思います。
2枚の写真はそれぞれ路面電車が走っていますが、左は旧車両、右はローフロアータイプの車両です。
ここは"Gewerbepark Stadlau"という停留所で、路面電車26番です。