トイレに入って用を済ませた後は手を洗いますね。
その後にはペーパータオルや小さな乾燥機で手を拭くことが多いと思います。
たいていのトイレにはそのどちらかが、または場合によっては両方あるでしょう。
日本ではわかりませんが、こちらのトイレでここ数年ぐらいから乾燥機として圧倒的に普及しているのはダイソンのハンドドライヤーです。
ダイソン社は1993年イギリスで設立され、初めてサイクロン式掃除機を開発・製造して
大変な話題になりました。
掃除機の他に加湿器、ファンヒーター、扇風機なども製造しています。
日本でも2015年4月に表参道にダイソンの店がオープンしています。
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圧倒的多数で見ることができるのは右に見られるタイプのハンドドライヤーで、
カフェのトイレやレストランのトイレに
設置されています。
手を中に入れるとものすごい風が出てきて手を乾かしてくれます。
この写真は王宮のトイレに設置されているものです。
白いハンドドライヤーの色がここの新しくなったトイレにマッチしています。
このタイプは"Airblade dB"と呼ばれる製品です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=285x1024:format=jpg/path/s4e142077b197ce48/image/id3821e79571f6892/version/1446618620/image.jpg)
そのダイソンハンドドライヤーの全く違うタイプがウィーンでも登場して使用されるようになりました。
こちらは"Airblade Tap"という名称で、上のタイプとは全く違い、水洗と乾燥を一体化させたものです。
このタイプはハンドドライヤーを設置する必要がないわけで、トイレ内も至ってシンプルになります。
手を洗う流しに組み込まれているもので、ここで手を洗ってそのままこの場所で乾燥させることができる優れものです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s4e142077b197ce48/image/ic958b6e790b4eefe/version/1446618623/image.jpg)
一見どのようにしたらいいか初めての人はまず戸惑うでしょうね。
中心にセンサーがあり
ここに手をかざすと
水が出て来ます。
その後は左右に出ている棒がハンドドライヤーになっていて、
そこから下に向かってお馴染みの強烈な風が吹き出します。
流しに台に設置されているのでここから水が出て来るだろうということは誰でも想像できますが、その後手を拭きたい・・・でもトイレ内には何もないのでどうするんだろう・・・という疑問を抱くことになります。
この乾燥機に気付かない人は手を拭かずにトイレから出て行くことになります。
乾燥部分の上にはよく見ると矢印と手のマークが記されていますが、保護色的なので最初は気づきません。
これが見られるのは有名なカフェ ラントマンです。