オーストリアの国旗とベルヴェデーレ宮殿

昨日の5月15日はオーストリア国家条約が結ばれたちょうど60周年記念で、それが締結されたベルヴェデーレ宮殿上宮にある大理石の間で大々的な記念セレモニーが行われました。

私は昨日、関西発グループの皆様と1日一緒でした。午前中シェーンブルン宮殿の観光が終わった後、ベルヴェデーレ宮殿に来ました。このベルヴェデーレ宮殿は庭園だけ見るツアーも非常に多いですが、中の美術館を見る場合も多くあります。

 

この日に記念セレモニーがあることは事前にわかっていましたから、絵画鑑賞にも影響がでるんではないかと少し心配しました。

念のため、ベルヴェデーレ宮殿に行く少し前に電話をかけて状況を聞いたら、大理石の間は立ち入りできませんが、それ以外いつもと全く変わらない・・・ということでしたので観光の順番を変えることなくベルヴェデーレ宮殿に行きました。

 

バスから降りて、いつものように上宮を正面にして庭園に入った瞬間にいつもと違う光景でした。

普段はこの場所には何もないのですが、オーストリアの国章入りの国旗とEUの旗が宮殿正面に掲げられていました。

 


 

左上の写真はベルヴェデーレ宮殿の上宮正面で、手前にオーストリアの国旗が掲げられ、写真ずっと右奥にEUの旗が見られます。

 

右上の写真はベルヴェデーレ宮殿内からGürtel方面を眺めています。

通常バスでここに来る時は、このずっと奥の方からこちらへ向かって歩いてきます。

左上で見たオーストリアの国旗を今度は宮殿内から見ているわけです。

 

昨日ここに着いた時はちょうど大理石の間でのセレモニーのライヴ中継の真っ最中だったので、もちろん大理石の間を御案内することはできませんでした。

もっともクリムトを初めとした絵画鑑賞が目的でしたので、問題はなかったのですが、

私個人的には大理石の間のセレモニーをその場で見たかったです。

オーストリアの大統領や首相を始め、政治関係の様々な方が集まっていました。

 

※以下地元新聞Der Standardより (ドイツ語)

http://derstandard.at/2000015862614/Staatsvertrag-fuer-Faymann-Neuanfang-in-Respekt-und-Toleranz

 


 

こちらはベルヴェデーレ宮殿に年中無休で掲げられているオーストリアの国旗です。

空が青いのは昨日の写真ではありません。昨日の天気は曇りでした。

この写真ではオーストリアの赤・白・赤の国旗の中には何も描かれていません。

しかし、昨日の国旗には真ん中に何かシンボルが描かれていますね。

これには重要な意味が含まれています。

 

その辺はまたいつかテーマにしたいと思います。

 

 

 

 

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