ウィーンにはおもしろい博物館がたくさんありますが、地元の子供達にとても人気ある
博物館のひとつがTechnisches Museum(技術博物館)です。
以前は"産業技術博物館"と呼んでいましたが、最近"技術博物館"と呼んでいます。
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技術博物館は皇帝フランツ・ヨーゼフ1世即位60周年記念の1908年の5月6日にオープンしました。
博物館の建物はEmil von Försterのプランをベースに、彼が亡くなった後24の応募から最終的にHans Schneider の案が採用されました。
建物は当時モダンである鉄筋コンクリートを使用し、正面入り口は当時の好みである古典的な装飾を取り入れています。
さらに当時モダンであった電化を建物や展示物に施し、電気ケーブルは総計46kmを越えています。
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博物館の重要なポイントは技術コンセプトを伝えることで、訪問者は見て、さわってそのしくみなどが分かり易く展示されています。
20.000m²の敷地に、自然と認識、蒸気機関車、重工業、エネルギー、日常生活、仕事、メディアワールド、音楽などとテーマごとに大きくセクションが分かれています。
左上の写真は蒸気機関車コーナー、右上はオーストリア鉄鋼業のLD転炉(LD法)です。
子供達にとても人気のある足こぎゴーカートコーナーや宇宙の分野もあり、博物館内で食事もできます。
ウィーン技術博物館の名前の通り技術に関する博物館で、特にオーストリアのテクノロジーの発達を目で見て、体験できるとてもおもしろい、まる1日楽しめる博物館です。
唯一の欠点は中心から行きづらい所にありますが、公共交通機関を使って簡単に行くことができます。
市電
52 番か 58番で Penzinger Straße下車
地下鉄
U3で Johnstraße下車(徒歩10 分)
U4 でSchönbrunn下車(徒歩10 分)
http://www.technischesmuseum.at/
時間がある方は是非行ってみて下さい!