9月29日オーストリア総選挙 クルツさん大勝利

先週の日曜日、9月29日はオーストリアの総選挙・・・Nationalratswahl(国民議会選挙)が行われました。

御存知のように欧州諸国最年少の首相であったSebastian Kurzさん率いる国民党が大勝利を納めました。

地元の方にとってこの結果は予想通りだったと思います。

先に"首相であった・・・"と書きましたが、Kurzさんは2年前2017年10月の国民議会選挙で新国民党の党首として勝利を納め、同年12月18日より首相として活躍していました。

しかし・・・その後副首相が引き起こしたスキャンダルに巻き込まれることになります・・・。

 

2017年の国民議会選挙ではKurzさんが党首となったÖVP(国民党)がトップとなりましたが、183議席の過半数を超えなかったため、連立政権となったわけですが、3位であった右派のFPÖ(自由党・・・Freiheitliche Partei Österreichs)との方針が決まって、連立政権がスタートしました。

その自由党の党首であったHeinz-Christian Stracheさんが副首相となりますが、2019年5月にスペインの地中海の島、イビサの別荘でロシア新興財閥の姪と密談している様子が隠し撮りされて公表されることになります。選挙支援を得る見返りに公共事業受注を約束したとする疑惑で、5月18日に副首相、自由党党首を辞任します。

クルツさんは翌19日にオーストリア大統領と善後策を協議し、大統領は今秋にも総選挙を行うべきであると主張しました。

5月27日に野党である社会民主党が提出した内閣不信任案が可決され、与党であった自由党もそれに投票して首相クルツさんは退陣に追い込まれることになります。

クルツさんは不信任案可決後、「きょうは議会が決めたが、九月には国民が決めるだろう。それを楽しみにしている」と言った通りの選挙結果となりました。ちなみに6月3日より暫定的に無所属であるBrigitte Bierleinさんが現首相となっています。

 

右の表はオーストリア内務省からの引用です。

一番右の数字は議席数です。

ÖVP(国民党)が37.5%と圧倒的な勝利を納めました。

スキャンダルを引き起こしたFPÖ(自由党)は3位という結果になり、16.1%と激減しました。

2位には社会民主党が21.2%となっていますが、彼らも前回よりも少ない数字となりました。

 


 

上の表は前回2017年との比較で、SPÖ、FPÖが大幅に落ち込んだ分、クルツさんのÖVP、NEOS、GRÜNEが議席を増やしました。

 

有権者数6.396.802、投票者数4.802.397(75.1%)、有効投票4.744.496(98.8%)、無効投票57.901(1.2%)が今回の選挙データです。

 

 

 

 

 

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