シシィ博物館 (Sisi Museum)

時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が一目惚れをし、当時ヨーロッパで最も美しい女性の1人とも言われた従妹にあたるエリザベートは、半ば伝説的な女性となり、日本にもたくさんのファンがいると思います。話題が尽きることがないこのエリザベートは、16歳でウィーンに嫁ぎ、30歳までに4人の子供が生まれますが、長男のルドルフ皇太子の悲劇は有名です。

 

このフランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートの結婚150周年記念日にあたる2004年4月24日に王宮の一角にシシィ博物館がオープンし、去年で10周年を迎え、世界中から様々な方が訪れています。

 

このシシィ博物館は、私も頻繁にツアーの皆様と行き御案内していますし、フリータイムの時の質問もとても多いスポットです。

 

ここは長く行われた改装工事が終了し、今まで一時的に中庭に出ていたチケット売り場も建物内にリニューアルされ、トイレも新しくなり、少しモダンな雰囲気になりました。

 

ここは若干入口が分かり難いため、結構入口を探されてしまうということをよく聞きます。

 



シシィ―博物館、皇帝の部屋(カイザーアパートメント)、銀器博物館の3つは共通券ですので、チケットを買えば全て3つを見学できますので、どれかだけを購入するというシステムではありません。チケット売り場は以下2箇所からアクセスできます。

 

左の写真は王宮 5で紹介したミヒャエル広場に面したミヒャエル宮で、国立オペラ座の後ろ

から王宮沿いにずっと歩いて行った所にあります。

このドームがあるトンネルのような入口に入って、ドーム真下のすぐ右側にチケット売り場に通じる入口があります。

 

そのドーム空間を更に奥に行くと、王宮 2で紹介した中庭に出ます。

この中庭はリンク道路沿いにある美術史博物館と自然史博物館があるマリア・テレジア広場を背にしてBurgtorという城門をくぐり、英雄広場をさらに奥に進むとこの中庭に出ます。

ここにはフランツ皇帝の像が立っていますが、像を正面に見て右側のアーチ状の入口から

入ります。(右上写真に見える右側のアーチ)

するとショップがあり、そのショップに入り右側のガラス扉を開けて進むと正面にトイレ、左側に銀器博物館入口とオーディオガイドが借りられる係りがいるカウンターがあります。

その空間の奥がチケット売り場です。

 

 

チケットを購入した後、銀器博物館でも

シシィ博物館でもどちらからでも見学できます。皇帝の部屋は、シシィ博物館の延長にあるため、シシィ博物館を見学すれば、必然的に皇帝の部屋を通らなければ出口には出られません。

 

シシィ博物館、皇帝の部屋の入口は、②で前述したトイレを正面に見て、右側に入り、階段で3階まで上がって行き、そこにゲートがあります。

上の写真に見られる美しい階段空間です。

この時出口は全く違う場所に通じていますから、銀器博物館をその後見学される場合は、再び前述した②の中庭に戻ります。

 

シシィ博物館、皇帝の部屋は撮影禁止ですので、ここには写真は掲載しませんが、彼女のデスマスク、グッズ、記念の場所、映画、幼少時代、多くの肖像画やドレス、所持品、装飾品、車両のコピー、殺される時に使用された凶器などを見ることができます。

 

※現在凶器は展示されていません

 

 

エリザベートのことを詳しく知りたい方には必見ですね。

 

 

参考までに・・・

ウィーン西駅のエリザベート像悲劇のマイヤーリンク国民庭園のエリザベート像

知られていないエリザベート像 も御覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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